2017年12月4日のFX為替相場予想
【明日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ポンドドル 1.3471 下落 (時間足)↓
予想レンジ 1.3420~1.3500
【THV V4による分析】
ファストトリックスが赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。
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【前日の概要】
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NYダウは+331ドル高、日経平均株価も+94円高の22819円で引けました。
一方、ドル円は112.00円前後で推移、クロス円も方向感がありません。
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【前日の結果】
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・ダウ平均・・・・24231.59(-40.76 -0.17%)
・日経平均・・・・22660(-215 -0.94%)
・NY金先物・・・・1282.30(+5.60 +0.44%)
・NY原油先物・・58.36(+0.96 +1.7%)
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【経済指標】
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★★★
08:30 (日) 10月全国消費者物価指数 (前年比)
前回:+0.7% 予想:+0.2% 結果:+0.2%
★★★
08:30 (日) 10月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比)
前回:+0.7% 予想:+0.8% 結果:+0.8%
★★★
08:30 (日) 11月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比)
前回:+0.6% 予想:+0.6% 結果:+0.6%
★★★
08:30 (日) 10月失業率
前回:2.8% 予想:2.8% 結果:2.8%
★★★
08:30 (日) 10月有効求人倍率
前回:1.52 予想:1.52 結果:1.55
★★★
08:50 (日) 7-9月期法人企業統計・設備投資 (前年比)
前回:+1.5% 予想:+3.2% 結果:+4.2%
★★★
10:45 (中国) 11月財新/製造業PMI
前回:51.0 予想:51.0 結果:50.8
★★★
18:30 (英) 11月製造業PMI
前回:56.3 予想:56.5 結果:58.2
★★★★
24:00 (米) 11月ISM製造業景況指数
前回:58.7 予想:58.3 結果:58.2
★★★
24:00 (米) 10月建設支出 (前月比)
前回:+0.3% 予想:+0.5% 結果:+1.4%
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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:米税制改革の進展
▽弱気材料:ロシアゲート問題
◆ドル円は112円台前半へ戻す
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは
◆ドルストレートは
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドはロングが増加
◆米国株は売り一巡後に買い戻される
◆欧州株は全面安
◆原油は58ドル台へ乗せる
◆金は1280ドル付近へ上昇
◆18時30分に英11月建設業PMIが発表
◆19時に欧10月生産者物価指数が発表
◆24時に米10月製造業受注指数が発表
◆日経平均先物は-164円安の20654円と反落
☆買い一巡後は売りに押されると予想
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<重要材料が続き乱高下>
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先週末のNYダウは、-40ドル安と小幅に反落しました。
ロシアゲートが再燃し、一時-350ドル安と急落しましたが、米税制改革の進展で買い戻されています。
ドル円は、111.42円まで急落したのち、112円台前半へ戻して週末を迎えました。
クロス円はまちまちの動き、方向感を見極めたいところ。
米10年債利回りは2.363%へ低下、再度2.400%台を回復できるかどうか注目。
▼米10年債利回り
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<米税制改革とロシアゲートに注目>
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昨日、米税制法案が上院を通過しました。
すでに、金曜日のNY時間前半に必要な議席数が確保されたというニュースは出ていますが、安心感から多少は買いが入りそうです。
ただ、法人税率の引き下げ時期は上院案は19年、下院案は18年とズレています。
今後は、どちらかにすり合わせが必要なのですが、上院の可決は51:49とギリギリだったため上院案を軸に調整が進む可能性が高く、そうなると減税は2年後からになります。
そして、議会は両院協議会で法案を一本化したあと、再び上下両院で同案を採決する必要があります。
ここで混乱すると良くないので、全体的に上院案への譲歩が多くなるでしょう。
また、ロシアゲート問題が再燃しており、フリン被告(前大統領補佐官)が「トランプ陣営からロシア接触指示があった」と発言しました。
フリン氏は、司法取引で捜査協力の意向を示しているため、トランプ陣営側に不利な発言がさらに出てくる可能性もあるかもしれません。
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<円ショートが減少し円高圧力に>
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。
依然として過去最高水準にあり、今後さらに減少するとなれば円高が進むため、注意が必要でしょう。
一方、ユーロと豪ドルのロングが減少、ポンドはロングが増加しました。
このところ、クロス円の値動きに方向感がなく、IMM通貨先物ポジションもほぼ横ばいです。
今週は、豪・中国経済指標が多く発表されるので、豪ドルの方向感は明確になりそうです。
▼IMM通貨先物ポジション
円
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