今週は、週前半に予想にあっという間に到達
株式
月曜の予測では、今週はウクライナ情勢が一段と悪化したこともあり、又、信用期日を控えている中で、11日(金)にメジャーSQが来ますので注意が必要としました。
ウクライナ情勢が悪化すれば、セリングクライマックス的な動きとなって25000円水準を切ることになるので、25000円水準以下を狙うことになるとしました。本日は24681円と25000円割れまで下げました。
結果的に、この3日間をみてみると7日(月)は米国と欧州がロシアからの原油輸入禁止検討のニュースで原油が13年ぶりの高騰となったことで株価先物の下落幅も拡大し、一時▲979円の25006円とあっという間に25000円水準まで下げました。8日(火)は、前日のNYダウが今年最大の下げ幅で▲797ドルの32817ドルとなったことを受け、日経平均は▲430円の24790円と1年4ヶ月ぶりの25000円割れとなり、今週の予測を僅か2日間で達成しました。
そして、本日9日(水)は、先週末から3日間で1800円近く下げた反動からの反発で、一時△293円の25084円まで上昇するものの、ウクライナの不透明感もあり、買い一巡後は先物売りを交えて下げに転じ、▲73円の24717円で引けました。
目先は欧米株安を横目に荒い値動きが想定されますが、明確な下値メドは見えにくく、柴田罫線のチャートでは、最大で24000円水準が大きなフシになりそうですが、25000円を下回って推移する状況では押し目買いのチャンスと捉えて短期のリバウンド狙いも想定されるところです。目先は11日(金)のメジャーSQの動きに注目となります。
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