手掛かりを欠くマーケット
FX
昨夜のFOMC議事要旨の内容をまだ消化中でマーケットは手掛かりを欠いている。
マーケットコンセンサスに近い発表になったことを踏まえれば本日も利益確定の動きが続く公算。
マーケットコンセンサスに近い発表になったことを踏まえれば本日も利益確定の動きが続く公算。
短期になるが昨日はドル円の考察を出した。
東京時間仲値にかけて投げ売りが123.5円ラインに向けて出ている。
ここ数日の傾向でもあるが、ドル円は普段よりも流動性を欠いているため仲値の変動がかなり荒い。
方向感のないときはこうした短期ポジションをフローに従って取るのも大事。
本日も仲値付近は荒れる見込み。
10日が日曜なので本日は実質ゴトー日に当たる。
8時過ぎくらいからスルスルとドル買いが見えるようなら付いていってもいいだろう。
ただし、仲値通過後の売りには注意。
《ECB議事要旨が公表》
昨日はECB議事要旨が公表された。
「多くの当局者が、インフレが高水準にあり、かつ根強いことを踏まえると、金融政策の正常化に向けた一段の措置を直ちに講じる必要があるとの見解を示した」ほか、利上げに向けたフォワードガイダンスの条件は「すでに満たされたか、もしくは極めて近く満たされれる」との考えが示された。
ロイター通信より引用
ユーロ圏のインフレ率はロシアによるウクライナ侵攻以降突出して上昇している。
2月から3月にかけて前月比2.5%の上昇(年率の方はベース効果もあり上昇率が抑えられている)
2月から3月にかけて前月比2.5%の上昇(年率の方はベース効果もあり上昇率が抑えられている)
皮肉なことに日本の目指す2%を僅か一ヶ月で達成するほどにインフレ率の上昇がきつくなった。
声明を見てもリセッションすること無く耐えられると発表しているだけに多少の痛みよりもとにかく目の前のインフレを抑えるというFRBと同様のスタンスに移行していることが示された。
ユーロは公表後に上昇したがNY時間に失速し上げを消失している。
為替で見た場合にはウクライナ情勢もありタカ派スタンスが見えたとしても上げ一辺倒は難しいだろう。
利上げ予定も第3四半期以降になるためまだ先の話になる。
対ドル、対ポンドでは中銀スタンスも近くなかなか上昇は難しい。
《株式市場》
ダウ平均は日本時間AM4時現在、34700ドル付近まで上昇。
昨日も指摘したとおり、直近はショートカバー優勢となっている。
ショートポジションを再度入るのであれば週明けからで良いと思うが、34800、35000ドルあたりまで届くようであれば持ち越しにはなってしまうがショートポジションを持ちたい。
ショートポジションを再度入るのであれば週明けからで良いと思うが、34800、35000ドルあたりまで届くようであれば持ち越しにはなってしまうがショートポジションを持ちたい。
基本スタンスは昨日の記事同様。
《為替市場》
オジドルの水平ブレイクと、反転後の0.735ラインを見ておきたい。
こちらも昨日の記事同様。
こちらも昨日の記事同様。
まとめ
小幅に調整が続き、週末でもあるのでほとんど動きが見られない。
昨日の記事からスタンスは変更せず、分析も変えていないため本日は短い記事になります。
ドル円は124.3付近をレジスタンスに見ておきたい。
昨日の記事からスタンスは変更せず、分析も変えていないため本日は短い記事になります。
ドル円は124.3付近をレジスタンスに見ておきたい。
本日は仲値付近のドル円、NY時間の米株以外はあまり触るところがないのではないかと思います。
本命の週明けCPIに向けてある程度株が発射台を上げてくれるといいですが、戻り売りも相応に入っているので浅い戻りになる可能性が高い。
※当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。
ご自身での投資判断をよろしくお願いします
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