『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』を採用したインジケーター
FX
プライスの反転をRCIの動きによりとらえようとする試みは数多くなされています。
先々週は下記の記事において『RCIを使った押し・戻りの3段階判定』について紹介しました。
『RCIを使った押し・戻りの3段階判定』を採用したインジケーター
そして先週は下記の記事において上記とは異なる3種類の『RCIの反転を判断する際のフィルター』について紹介しました。
『RCIの反転を判断する際のフィルター』について
今週は『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』とそれを採用したインジケーターについて紹介します。
RCIの買いレベル(売りレベル)を例えば-80(+80)に設定して、このラインにRCIが到達して反転したら買おう(売ろう)と思っていたのに、-80(+80)に到達せずに反転してしまってチャンスを逃したことはありませんか?
このような状況を避けるために『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』が考案されました。
『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』の考え方は下記の通り。
RCIの動きの模式図-1
① 1本目の買いレベルを下抜けした後、2本目の買いレベルに届かずに1本目の買いレベルを上抜けしているので買いサインが点灯します。
② 2本目の買いレベルを下抜けした後、2本目の買いレベルを上抜けしているので買いサインが点灯します。
RCIの動きの模式図-2
③ 1本目の売りレベルを上抜けした後、2本目の売りレベルに届かずに1本目の売りレベルを下抜けしているので売りサインが点灯します。
④ 2本目の売りレベルを上抜けした後、2本目の売りレベルを下抜けしているので売りサインが点灯します。
『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』を用いたMT4インジケーターには現在のところ下記のものがあります。
RCIとMA『2段階判定』で押し目買い・戻り売りを強力サポートするインジケーター【R1MAUL】
このインジケーターでは、上述の『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』に加えて0~4本の移動平均線をフィルターとしています。
【R1MAUL】のサインの例
この商品には『RCIを使った押し・戻りの2段階判定』とは異なる3種類の「プライスの反転をRCIの動きによりとらえようとする方法」を取り入れたインジケーターも含まれています。それについてはまたの機会に紹介したいと考えております。
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Blacksunのインジケーター(一覧)は下記の投資ナビ+の記事をご覧ください。
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