今週は、想定通り28000円を試す動きへ
株式
先週の日経平均は、NYダウの上昇が続き、日経平均も連動して上昇し、踏み上げも誘い17日(水)には、先物主導で△353円の29222円の高値引けとなりました。
そこで買い方に有利な需給関係が一服し、今週は25~27日のジャクソンホール会議や26日のパウエル議長の講演を前に警戒感が高まるとしました。そして今週は28000~29300円のレンジの中で29222円を目先のピークにして28000円を試す動きを想定しました。
今週になると想定通り一服となり、22日(月)は▲135円の28794円、さらに、この日の引け後の米国市場では、長期金利の上昇が続き、3.02%台のせとなったことで、グローズ株中心に売られ、NYダウは▲643ドルの33063ドル、ナスダックは▲323P、S&Pは▲90Pと3指標そろって大幅下落となりました。
これを受けて23日(火)の日経平均は、▲341円の28452円と大幅に4日続落となり、28500円割れとなりました。
そして本日24日(水)は、米国の金融引締めへの警戒感強く割高感のある値ガサ株が売られました。
この3日間の動きは、NYダウの3日続落もあり、又、25~27日のジャクソンホール会議や26日のパウエル議長の講演を控え、本日は28282円まで下げ終値は28313円となりました。
ジャクソンホール会議やパウエル議長の講演内容によっては28000円を試す場面のあるかもしれません。そこは目先いったん反発するところでしょう。
では、イベント通過したとして、再び29222円を試す反発の可能性はありますが、ここを大きく超えて上昇トレンドに戻るとは考えない方がいいかもしれません。
それは、インフレの高止まりの原因である、原油、資源価格が全体的に高値圏で下げ止まり、底入れ感を強めているいことにあります。
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