Astat 225❹基本ロジック利用例
それではオートレ225のマニュアルで紹介されている戦略を、実際にASTATに設定し検証してみましょう。
<準備編>作業フォルダにファイルを配置
ここでは、取引日足と5分足を使用するので、事前に四本値データをダウンロードして本当の時間(Actual Time)へ変換しておきます。また、戦略ブックのテンプレートをコピーして名前を変更しておいてください。準備ができたら、必要なファイルを作業フォルダ内に配置しておきます。
基礎編1. 移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス
- 売買ルールの決定
↓こちらの売買ルールを適用します。
<基礎編> 1.ゴールデンクロス・デッドクロスで売買してみましょう
- 戦略ブックの設定
売買ルールに基づいて、戦略ブック(B1_SMA.xlsx)を設定すると次のようになります。
- 指標データの作成
時間足は取引日足を、指標は5日移動平均と25日移動平均を使用します。3AddIndex を実行して指標データを作成します。
- 戦略の分析・検証
5ASTAT を実行して戦略を分析・検証します。
- 戦略の検証結果
日足は、特に指定がない場合は取引日を用いるのが慣例です。
基礎編2. 損切りと利益確定+デイトレード
- 売買ルールの決定
↓こちらの売買ルールを適用します。
- 戦略ブックの設定
売買ルールに基づいて、戦略ブック(B2_SMA.xlsx)を設定すると次のようになります。
- 指標データの作成
基礎編1.で作成済みなので、ここでは省略します。
- 戦略の分析・検証
5ASTAT を実行して戦略を分析・検証します。戦略ブックの選択画面はこうなります。
あとは、基礎編1.と同じです。
- 戦略の検証結果
同じ日に損切と利確の両方の条件を満たしたとき、日足だけではどちらが先に条件を満たして約定したのか決定できません。日足で、損切、利確の双方を設定する場合は、適当な分足と結合させてから検証することを推奨します。
テクニカル編1. MACDを設定してみましょう
- 売買ルールの決定
↓こちらの売買ルールを適用します。
- 戦略ブックの設定
売買ルールに基づいて、戦略ブック(T1_MACD.xlsx)を設定すると次のようになります。
- 指標データの作成
時間足は取引日足を、指標はMACD(MACD、シグナル)を使用します。3AddIndex を実行して指標データを作成します。
- 戦略の分析・検証
5ASTAT を実行して戦略を分析・検証します。
- 戦略の検証結果
テクニカル編2. DMIを設定してみましょう
- 売買ルールの決定
↓こちらの売買ルールを適用します。
- 戦略ブックの設定
売買ルールに基づいて、戦略ブック(T2_DMI.xlsx)を設定すると次のようになります。
- 指標データの作成
時間足は5分足を、指標はDMI(+DI、-DI)を使用します。3AddIndex を実行して指標データを作成します。
- 戦略の分析・検証
5ASTAT を実行して戦略を分析・検証します。
- 戦略の検証結果
テクニカル編3. ストキャスティクスを設定してみましょう
- 売買ルールの決定
↓こちらの売買ルールを適用します。
<テクニカル編> 3.ストキャスティクスを設定してみましょう
- 戦略ブックの設定
売買ルールに基づいて、戦略ブック(T3_STC.xlsx)を設定すると次のようになります。
- 指標データの作成
時間足は取引日足を、指標は ストキャスティクス を使用します。3AddIndex を実行して指標データを作成します。
- 戦略の分析・検証
5ASTAT を実行して戦略を分析・検証します。
- 戦略の検証結果
よろしいですか?