解決できない多くの問題は時間があっさり解決してくれる【売買差益とスワップを積み上げるEA「Zix」】
記事のタイトル「解決できない多くの問題は時間があっさり解決してくれる」は、知人からもらったカレンダーに書いてある金言です。
さて、本題です。
売買差益とスワップを積み上げるEA「Zix」は、最適トレードでコツコツ利益を積み上げるEAです。
パラメーターで指定された方向にのみトレードを行い、売買差益とスワップの両方を狙います。
本EAは「EA Miw Cross Order & Averaging」のナンピンロジックをベースにしています。
プラスのスワップを前提としており、長期間のほったらかし運用を想定しています。
本EAはテクニカル分析を行っておらず、ポジショニングのみでトレードを行います。
ポジションがなければ、取り敢えず、ポジションをとります。
相場とトレード方向が一致していれば、トレンドに乗って利益を獲っていきます。
相場が逆行すればナンピンし、相場が反転してある程度の含み益が出れば利益確定します。
ナンピンについては慎重にポジショニングを行い、できるだけナンピン回数を少なくします。
エントリーポイントについて何の考慮もせず、ポジションコントロールだけのトレードは奇異に感じられるかもしれませんが、実際に成績は残せています。
次に「最適トレード」について説明します。
本EAは、トレードの利益幅、ナンピン間隔を単純な決め打ちではなく、相場の動きを加味した動的最適化により決定し、最適なトレードを実現しています。
トレードの利益幅は、時間軸と価格、相場の動きに基づいて、自動的に決定されます。
ナンピン間隔は、時間軸と価格、フィボナッチ級数、相場の動きに基づいて、自動的に決定されます。
これら2項目の自動化(プログラムによる動的最適化)により、どのような通貨ペア・時間軸でも最適なトレードが可能となっています。
通貨ペアは何でもOKです(取引通貨ペアに挙げているものはバックテストを行って有効性を確認したものです)。
時間軸は限定されないのですが、スプレッドが3pips以下程度であれば15分足、それより広ければ1時間足を推奨します。時間軸を短くすると、トレードの利益幅、ナンピン間隔が小さくなり、相場の細かな動きを捉えて利益が増える傾向にありますが、同時にナンピン回数も多くなる傾向にあります。スプレッドが1pips以下であれば5分足でも運用可能と言えますが、指標発表や要人発言での急激な動きでナンピン回数が多くなる可能性がありますので、避けるほうが無難です。長めの時間軸を選択することでリスクを下げることができます。
現在、売買差益とスワップを積み上げるEA「Zix」のフォワードテストを行っていますが、先々週からのリスクオフ相場により、多くのポジションを持っています。
上のデータはゴゴジャンでのフォワードテスト(AUDJPY15分足)のものです。
以前にも、7つポジションを持ったことはあるのですが、今回はなかなか決済ポイントに到達しません。一度、決済ポイントに近づいたことはあるのですが、相場の戻りが十分ではありませんでした。
先週1週間はポジションを増やすこともなく、ただ、スワップポイントを溜めるだけでした。
今後、相場がある程度戻って決済ポイントに達すれば、全ポジションがクローズされ一連のトレードが終了するし、相場の下げがさらに継続すれば、次のナンピンポイントに到達するし・・・、これらのどちらかです。
いずれにしても待つしかないわけだし、ポジションの保有期限があるわけでもないので、やはり待つわけです。
ここで、記事のタイトルの趣旨が意味を持ちます。
解決できない多くの問題は、時間があっさり解決してくれる
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決済されない多くのポジションは、時間があっさり解決してくれる
ナンピンは時間を味方にするトレード手法の一つです。
売買差益とスワップを積み上げるEA「Zix」
この記事は、ブログ「観て自在に張ると相場は打ち出の小づちになる」から一部を抜粋したものです。
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