MMA Weekly Report 日経平均株価 By Raymond Merriman Jan.16 2023
【注意】2022 年 12 月 29 日から本年1月 18 日まで、水星は逆行期間に入っている。逆行期間中は通常よりもテクニカル分析やサポート&レジスタンスの領域に信頼性が持てないため、新規ポジショントレーディングは行わないのが賢明である。何故なら、上記の理由により売買シグナルで“ダマシ”が出現して、いきなりこのシグナルが否定されるケースが少なくないからだ。もっとも、1~4営業日間隔での積極的かつ短期的なトレーディングであれば、以下の分析手法は問題なく参考になると当MMAは考えている。
1. 回顧
大発会の週の日経平均株価は、前週比 145 ポイント高の 26,119 で引けた。週の高値は 12 日(木曜日)の 26,547。
週の安値は 13 日(金曜日)の 26,090。週の高値は週間上値抵抗線を上回っていたが、引け値ではこのエリア内に留まっていたので殆ど強気。ただし、週の引け値は週間トレンドインディケーターポイント(TIP)を7週連続で下回っていたので、基調は依然として“下降トレンド”の状態が維持されている。
2.サイクルズ
昨年 12 月に発売された『フォーキャスト 2023』の中でも解説しているが、日経平均株価には 17 年周期の長期相場サイクルが存在する。その起点は 2008 年 10 月 28 日の 6,994。2023 年はその 15 年目である。このサイクルは 8.33年サイクルで2分割され、2016 年6月 24 日の 14,864 と同年2月 12 日の 14,865 との“ダブルボトム”で前半が終了。ここから後半(第2-8.33 年サイクル)が始まっている。更にこの 8.33 年サイクルは、2つの4年サイクルで構成され、2020 年3月 19 日の 16,358 で第1-4年サイクルボトムが出現。この安値を起点とする現行(第2)4年サイクルは 2023 年1月で 34 カ月目。仮にこのサイクルが第1-4年サイクルと同様に3つの 16 カ月サイクルで構成されているのであれば、第1-16 カ月サイクルは起点から 17 カ月目の昨年8月 20 日(8月 20~23 日±3営業日の★★★重要変化日)の 26,954 でボトムをつけた―という見方に。
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