EA「Zix」 更に収益を伸ばす運用方法
2月22日からゴゴジャンにてフォワードテストが開始された『売買差益とスワップを積み上げるEA「Zix」』ですが、順調に収益を伸ばしています。
フォワードテストは豪ドル円15分足で行っています。
まず、収益額ですが、損益グラフのほうは23,309円、詳細統計のほうが25,789円で異なっていますが、これは収益グラフのほうにスワップ分が含まれていないからだと思われます。収益率・損益率についても同じです。どちらにしても、まだフォワードテスト2ヶ余りとしては、良い数字を残せていると思います。
さて、今日はEA「Zix」について、更に収益を伸ばす運用方法2種類を紹介したいと思います。
■方法1 EAを二つ別方向に稼働させる
EA「Zix」は、スワップポイントがプラスの方向にトレード方向を指定して、売買差益とスワップポイントの両方を狙うEAなのですが、スワップポイントは売買差益に比べればわずかなので、売買差益そのものを増やすのが、この方法です。
具体的には、例えば豪ドル円15分足でEA「Zix」を買いで稼働、同じ口座で豪ドル円15分足でEA「Zix」を売りで稼働(マジックナンバーは別にする)させます。
このようにすると、買い方向が長いナンピントレードになってい間、売り方向で売買を繰り返して、収益を伸ばすことができます。うまくいけば、片方向のみのトレードより8割ぐらい収益アップできるのではないかと思います。
この方法はスワップはトータルではマイナスとなりますが、証拠金がそのままの額で良いため、資金効率がアップするという利点があります(両建ての証拠金がMAX方式の場合の話です。大抵のFXブローカーはこの方式ですが、総量方式の場合、証拠金が2倍必要ですので、注意してください)。
■方法2 ナンピン中にもう一つEAを稼働させる
ナンピンしてポジションを多く持つと、そのトレードが終わるまで何日も掛かる場合があります。上の収益曲線を見て分かる通り3週間ほどナンピンしたままになったことがあります。EAの性格上、このようなことは起こり得ることなのですが、ある意味、時間の無駄でもあります。
そこで、例えば、ポジションが6個になったら、別マジックナンバーでEA「Zix」をもう一つ稼働させます。こうすることで、ナンピン中の相場の細かな動きから売買差益を上げることができます。ナンピンが終わったら、追加したEAは稼働を停止します。
この方式は証拠金が最大で2倍必要です。資金が十分にある方、ハイレバレッジ口座で必要証拠金が少ない方に向いた方法です。
当たり前ですが、方法1と2を組み合わせることもありです。
この記事は、ブログ「観て自在に張ると相場は打ち出の小づちになる」から一部を抜粋したものです。
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