仮想通貨相場分析【3月14日】
仮想通貨実践投資記事 3月14日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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※現在まぐまぐの配信は終了し
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。(仮想通貨は海外からの情報が多いためドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=134円
ビットコイン 26000ドル(17%)
イーサリアム 1740ドル(12%)
バイナンスコイン 313ドル(10%)
リップル 0.37ドル(3%)
ソラナ 21.5ドル(6%)
カルダノ 0.36ドル(9%)
ポルカドット 6.33ドル(8%)
Avalanche 17.7ドル(5%)
ユニスワップ6.3ドル(0.7%)
ビットコイン日足チャート(ドル)
先週は米国の大手シリコンバレー銀行が破綻し、リーマンショック級になるのではという情報まで上がり、2万ドルをきったビットコインの価格でしたが、まさか14日時点で26000ドルを記録し年内最高価格を記録しました。
まさに唖然です。。。
銀行破綻から20000ドルに一時的に下落しましたが、数日後に年内最高を更新するなんて誰が予想できたでしょうか。
現状の考察すると
○目標価格は28000ドル(昨年の5月の水準)
○200日移動平均線を上にブレイク中
ビットコインの目標価格は以前から25000ドルとなっており、いままでこの価格に何度も到達しそうになりますが、その都度下に跳ね返されてきていました。しかしながら14日に一気に上にブレイクし、一時的に年内最高価格である26000ドルを記録しました。
シリコンバレー銀行の破綻について預金者を保護するといこと、そしてこの銀行の破綻が連鎖している状況で米国は利上げをすることができないといったところからの期待上げでしょうか。
まさにドラマティックな展開と言えます。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格を今年初めて下に割りました。
・200日移動平均線(オレンジの線)を上にブレイク
週足はこれまで抜けきれなかった200日移動平均線を今回始めて上にブレイクしました。
これまで下落トレンドであった市場にトレンド転換が来るのか今後の価格に注目が集まってくると言えます。
スターバックのNFTがリリース
コーヒーチェーン大手のStarbucksが、Starbucks OdysseyとしてNFTを販売しました。このNFTは、2023年3月9日のPM12時(PST)から販売開始され、1つあたり100ドルで販売されました。ブロックチェーンは、Polygonを活用したもので、コレクションは「Starbucks Odyssey Siren Collection」という名前となっています
https://crypto-times.jp/news-starbucks-odyssey-siren-collection/
すごいですね。
100ドルで販売して現在は520ドルくらいになっているようです。
この辺ややはり初期にリリースされたNFTはプレミアが付きやすい傾向があるのは確かなので将来的に価値がもう少し上がってくるのかもしれません。
なおNFTの取引のチェーンはPolygon(仮想通貨名はmatic)。
個人的にこれこそ注目といえます。
イーサリアムの証券問題
https://twitter.com/nook_ethereum/status/1634175777347616768
イーサリアムに関しては以前、SEC(米証券取引委員会)が証券ではないと発言をしていましたが、ここに来て証券であるというニューヨーク州の見解が出されています。
証券ではないというのは、明確な管理主体がいないというところからですが、ここに来て証券であるという見方をしているということは規制を強めているのでしょう。
ニューヨーク州の適用が全米に渡るということは今のところ無いとは思いますが、それぞれ州の見解がでてきて、最終的にSECがどうしていくかというところがポイントになるかもしれません。
仮想通貨USDCの危機
シリコンバレーバンク破綻をうけドル・ペッグから大幅に外れていたステーブルコインUSDCが13日未明、ほぼ1ドルまで戻している。一時0.88ドル程度まで下げていたが、月曜日にもUSDCのドル換金が通常通り再開される見込みが高まり安心感が広がった
https://jp.cointelegraph.com/news/usdc-bounces-back-towards-1-peg-after-fed-announcement
先週はまさに一時は危機的状況となった仮想通貨相場
シリコンバレー銀行が破綻したのは世界中でニュースとなりましたが、ドルに連動する仮想通貨USDCの準備金33億ドルがシリコンバレー銀行にあることがわかり、相場が一気に暴落することになりました。
USDCは仮想通貨の中でも利便性と信頼性が高いドルに連動した仮想通貨ですが、400億ドルの準備金のうち33億ドルが消失するのではという不安から一気に投資家がUSDCを他の仮想通貨や現金に交換する動きがあり、それで1ドル=1USDCが1ドル=0.9USDCになるなど前代未聞の状況となっていました。
仮想通貨投資をする人は多くが持つUSDCがこの様になるなど誰が想像できたでしょうか。
米政府がシリコンバレー銀行の預金を保護するというニュースから無事にUSDCはドルの価格に再度連動することができました。
その他の情報(公式からの発表はなし。)では、実際に準備金を米国債で運用しており、1年の金利で33億ドルは十分返済できるレベルだったというものもありました。
以上のことで仮想通貨の中で信頼性が高かったステーブルコインであるUSDCについて、大手銀行の余波を思わぬ形でうけ、緊張感が走りましたが、その後ビットコインを始め仮想通貨市場が大きなリバウンド(価格反発)をすることになっています。
USDCに関しては仮想通貨の利益確定などの際に一時的に保有する場合も多く、USDCから仮想通貨の再投資、日本円に換金するなどを行っている場合が多いと感じてます。また分散型取引所で金利を得るために運用したりといった使われ方もしています。
2年前に大きな上昇相場となった仮想通貨市場では利益確定をUSDCに替えることで行い、そのままホールドすることで円安ドル高の恩恵を受けさらに資産が増えるという状況を国内の仮想通貨投資家は経験している人が多いのではないでしょうか。
よろしいですか?