「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレード Vol.039
この「投資ナビ+」は、資金管理を考える「すべてがFXになる」が毎週日曜日にお届けするレポートです。
FX相場に限らないお金のこと、私が実際に持つ週足ポジションを限られた皆様にお届けしたいと思います。
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▼目次
―1. 近況
―2. 誰にも言えない週足トレード
―3. 来週のポジション
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FXで疎かにされがちな「資金管理」を重視したトレード術。
勝率や手法に振り回されないトレードが可能になります。
▼1. 近況
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「すべてがFXになる」は、月の約半分ごとに国内と海外を移動しております。今、どの都市にいて、なにを見ているのか、国内ではどのような人と会って仕事をしてきたのかをお知らせしたいと思います。
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今週はバリにいます。
ジャカルタから飛行機で2時間、日本人にもおなじみの観光地です。バリはオーストラリア(といっても広大ですね、シドニーあたりにします)からも近いため、オーストラリアに観光に行った人がバリにも行くという人もいるようです。
バリは欧州の人がサーフィンのポイントとして見つけたのがきっかけに一気に世界有数の観光地と化しました。日本でたとえると東京(ジャカルタ)が頑張っていたのに、気づいたら沖縄(バリ)に抜かれてしまったという感じでしょうか(幸い日本はそのようなことがないようです)。
バリ現地はジャカルタよりも物価が高く(いわゆる観光客料)、潤っているように感じます。
一方、観光客を相手に阿漕な商売をしようとする輩も多く困ったものです…。
さて、今週は相場が大きく動きました。ポンド円に限っては1週間で約400pipsも下落しました。
「誰にも言えない週足トレード」は、特別なことをしていませんが1,198pipsの利益になっています。これで今年に入ってから4,000pips程度の利益を出していることになります。
1週間で相場が大きく動いた週は、相場に出たり入ったりせず(ラリー・ウィリアムズが言うところの「ダンスを踊る状態」)、はじめから最後まで持っているのがもっとも大きな利益を生みます。
とはいうものの、こんなにうまくいくことって珍しいですよね。むしろ「あのとき決済していれば…」と悔やむことの方が多いのではないでしょうか。
そこで、オススメするのが短い時間足から長い時間足まで複数の時間足でトレードをする方法です。そうすると週足トレードではあまり利益にならなかったときも「ロンドン時間だけは大きく取れた」のように小回りの効くトレードが可能になります。
反対に相場に出たり入ったりしてあまり利益にならなかったときも、週足トレードのようにどっしり構えておくと相場のノイズに振り回されずにトレードをすることが可能になります。
あくまで持論ですが、これらはどちらも一長一短なので、どちらのメリットにも享受できるよう、どちらのデメリットも打ち消せるように複数の時間足を使うと良いでしょう。
もちろんここに資金管理をかますことによってさらに利益を安定して増やすことが可能です。
難しい手法を追いかけ回すことで盲目になっている方は、一度シンプルな方法でトレードすることに立ち返ってみるのも良いのかもしれません。
▼2. 誰にも言えない週足トレード
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順張りと逆張りのポートフォリオに資金管理もフル活用した「誰にも言えない週足トレード」。
2012年運用開始以降、これまで年間負けなし、総利益+30,000pips以上を獲得してきました。
勝率48%でも利益が出る秘訣は何なのか。ここでは今週のトレードの成績を紹介します。
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・今週の成績:+1,198pips
・これまでの成績:+37,266pips(小数点以下省略)
【週足トレードの成績】
・勝率:50.3%
・平均勝ち:+785pips
・平均負け:-578pips
・最大勝ち:+13,491pips
・最大負け:-2,932pips
・PF:1.37
・PR:1.36
「誰にも言えない週足トレード」は、1時間足、日足、週足、トレンドから優位性のあるポジションを取ります。ただ、その本質はトレードそのものより資金管理にあるといっても過言ではありません。
この手法の勝率は50%です。「体感確率」では40%程度に感じるため、「勝率が80%以上ないと耐えられない」という方はおそらく実践できません。反対に長期的な利益を考えられる方にとっては参考になるでしょう。
よろしいですか?