ChatGPTでEA開発できるのか?PART.3
FX
シリーズ化するつもりはないんですが、、、
ChatGPTでEA開発できるのかについての記事第三弾です。
ChatGPTを使って期待値>1のEAを開発させるのは無理です。
ChatGPTに
「収益がプラスになるEAを開発して」
とお願いしても以下のような返答が返ってきます。
まぁ当然ですね。
こんな方法で期待値>1の手法が開発出来たらEAプログラマーは存在しなくなります。
しかし…
プログラミングの助けになるような補助的な役割として
利用できるケースはあるかもしれません。
つまり、EA全体の開発はできないですが、
その中の一部分だけをお願いするんですね。
例えば、
「直近2つのローソク足が包み足になったらTRUEを返す関数」
「2つの移動平均線がゴールデンクロスしたらTRUEを返す関数」
「エントリー値から10PIPS下がったらTRUEを返す関数」
のようなものです。
このような一部分だけの開発なら、
割と単純なのでChatGPTにお願いしても良いかもしれません。
参考までに
以下は、上値抵抗線が形成されているかどうかを調べる関数を
ChatGPTに作成してもらいました。
ChatGPTに出す命令文は"プロンプトエンジニアリング"とも呼ばれていて
これ自体一つのスキル、専門職になりつつある分野なので
これはこれで難しいんですが…
どのような指示/命令文を出すかによって返答内容が変わってきますが、
今回は以下のように指示を出してみました。
すると…
なるほど、結構まともな関数が作成されて返ってきました。
もちろん、これをそのまま使うのはリスクが高いですよ。
こちらの意図した動きをする関数なのかどうかを
自分で精査する必要があるという前提で、
最初の枠組み、テンプレートとして利用する価値はありそうです。
EA初心者であれば、こうやって利用するのも有りでしょう。
ちなみに私の場合だと、
このような指示をChatGPTに出すくらいなら、
最初からメタエディターに向かってプログラミングしたほうが早いですし確実です。
ChatGPTを介するだけ手間です…
話は変わって、、、
私は4月後半から立て続けに4つのEAを新規に出品したんですが、
今のところはその全てがプラス収益になっています。
特に好調なのが、
この2つ。
最近は英国の利上げ思惑の影響でポンド買いが続いているので、
ポンド円に適用する上記EAは、その流れにうまく乗れているようです。
ちなみに、この2つのEAは当然ながら
ChatGPTは全く使っていませんからね。
数年前に開発が終わり、私も実際に運用しているEA達です。
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よろしいですか?