この記事はFX過去検証ツール「検証-PRO」に任意のヒストリカルデータを導入する方法です。

1. データを入手する

新しい通貨ペアを追加するには「その通貨ペアのヒストリカルデータ」が必要になります。

ヒストリカルデータの入手方法には色々な方法があります。

※ 金融商品取引法の関係で外部サイトへのリンクはできないため、お手数ですが「**** ヒストリカルデータ」などと調べてご自身でヒストリカルデータをご準備ください。

色々な通貨ペアがあるので、目的の通貨ペアをクリックしてダウンロードしてください。

今回は例としてEURUSDを選択しました。

ダウンロードしたZIPファイルを「右クリック -> すべて展開 -> 展開」を選択して展開します。

展開されたフォルダーの中にhstファイルがあります。

２．既存のヒストリカルデータを削除

ダウンロードしたhstファイルをMT4に導入します。

MT4上部のメニューから[ファイル -> データフォルダを開く -> historyフォルダ -> (お使いの証券会社のフォルダ)]でヒストリカルフォルダーを開いてください。

⚠ ここからMT4を開いている場合は終了してください ⚠

MT4はチャートから自動的にヒストリカルデータを保存しています。

これからインポートするヒストリカルデータと混同しないように、ヒストリカルフォルダーの中に目的の通貨ペアのヒストリカルデータが既にある場合は全て削除してください。

（今回の例ではEURUSD）

3. MT4にデータをインポートする。

MT4を開き、上部のメニューから[ツール] -> [ヒストリカルセンター]を起動してください。

追加する通貨ペア(今回はEURUSD)の１分足を選択してインポートを押します。

[参照]を押して先程解凍したヒストリカルデータを選択して[OK]を押します

これでMT4へのインポートは完了です。

ヒストリカルデータを読み込ませるため、MT4を再起動してください。

4. 他の時間足を作成する。

先程インポートしたのは「１分足データ」のみです。

この１分足データを元に他の時間足を作成していきます。

検証-PROではこの作業を自動で行う「kensho_converter」というスクリプトが入っています。

4.1 スクリプトをMT4に導入する。

購入した商品フォルダーの中に[Scripts]フォルダーがあり、その中に「kensho_converter」というファイルが入っていることを確認してください。

MT4上部メニューから[ファイル -> データフォルダを開く -> MQL4フォルダ -> Scriptsフォルダ]を開きます。

先程の「kensho_converter」をこのScriptsフォルダにコピーしてください。

読み込ませるためにMT4を一度再起動してください。

これで「kensho_converter」をMT4に導入できました。

4.2 kensho_converterを使って別の時間足を作成する。

上部のメニューから[ファイル -> オフラインチャート]を選択。

オフラインチャートリストが開くので追加した通貨ペアの１分足を選択して[開く]を押してください。

開いたオフラインチャートに「kensho_converter」を設置してください。

設置したチャートの左上に「timeframe=◯ を変換中： ◯◯」と表示されれば動作しているので待機してください。

変換が完了すると左上の表示がなくなります。

オフラインチャートを閉じてMT4を再起動してください。

証券会社のヒストリカルフォルダーに変換された別の時間足のデータが作成されていることが確認できます。(確認しなくてもいいです。)

以上で任意の通貨ペアの追加が完了しました。

検証-PROで動作させることができます。

⚠ 証券会社によっては新しいヒストリカルデータを読み込むのに時間がかかる場合があります。

⚠ 「KENSHO_HUB」を設置した状態で10分程度放置してください。

「検証-PRO」任意の通貨ペアを追加