無料公開 トレードスタイル 日本株取引手法 日足トレンド テクニカル【日本株トレード極意】
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テクニカル分析
このたびゴゴジャン様からお声がけをいただきまして、数年ぶりに記事を執筆することとなりました。
日本株取引手法の日足トレンドを使ったトレードスタイルをご紹介します。
株取引とFXで大きく違うのは、銘柄のスクリーニングという、選別の作業があるところです。
ここでは、あまりマニアックではない、主要な取引方法をお伝えするために、以下のような選別方法を一例として挙げてみます。
✅基本的には現物のみでトレードし、信用取引は使わない
✅でも念のために空売り規制されそうな銘柄は買わない
✅ニュースなどで期待されているセクターの銘柄
✅四季報情報を見て業績のいい銘柄
✅出来高や売買代金があり商いが厚い銘柄
✅配当や優待などのメリットがあり保有に不安が少ない銘柄
✅長期の週足や日足で見てボラリティーがある銘柄
✅週足や日足でトレンドが出てること
✅打診買い、建玉の時間の分散など資金管理をする
株チャートとFXチャートは、読み方はほぼ同じですが、
株はまず出来高が多く商いがたくさんされている銘柄から選んでください。
株とFXでかなり違う点は、出来高が少ない銘柄があるところです。
人が集まらない銘柄は動きが悪く値段が飛ぶように動いてしまうことがあったりします。
大型株など人気のある銘柄であれば、人が多い分だけ
投資家心理を表すと言われるチャートがはっきりと現れやすくなると考えられます。
まず週足のエントリー根拠についてを解説します。
チャート画面を開いて週足を選択します。
直線的にトレンドが出ている場合は長期の上昇が続いています。
このチャートは理想的な形をしています。
移動平均線がクロスしています。
5日移動平均線は下げていますが、
25日移動平均線はゆっくりと上げており
その線同士が交差しています。
続いて、日足のチャートの見方を解説していきます。
わかりやすくするために、ある銘柄の別の日にちのチャートを使って解説します。
まず、はっきりと上げ止まったり下げ止まったりしてる線に
水平線を引きます。
どこに線を引くかは悩むところですが、はっきりと反発しているゾーンに線を引いてください。
サポートアンドレジスタンスラインです。
①で下げ止まりまた上昇しています。ここでエントリーする人は多いかと思いますが、より根拠となる手法をここでは書いていきます。
チャートには、ダブルボトムの形が表れています。
ボトムラインにダブルボトムを書くことができなかったため、上に描きましたが、チャートには綺麗なWの形が出ています。
②のポイントでエントリーになります。
これは、ある大型株の2023年5/29のシーンです。
ちょうど下値の反発を受けて下げ止まり、
サポートラインになっているあたりです。
その後、株価の反発やもみ合いを見せながらも、
お盆前あたりまでゆっくりと上昇を続けました。
利益確定のエグジットポイントについては、
株の場合は配当がある株であったり、
積み立てたり保有しつづける人もいるので、
きちんと資金管理をして安心して保有していられる金額であれば好みの問題ともいえます。
中期投資であるスイングトレードの場合は、このチャートで読み取れるかぎり、反発ポイントはいくつもあるため
個人の判断によるところだと思います。
株もFXも、相場を見張ってデイトレードをする場合は
少しでも金額が動いてスキャルピングの利益確定の喜びを
脳が覚えてしまうと、そのことでギャンブルと同じような
快楽物質が分泌されると言われています。
そうなってくると、次々にタイミングの良くない時でも
エントリーポイントを待てなくなって新規取引を繰り返してしまうなど、投資ではなくギャンブル依存になってしまうので気をつけてください。
闇雲にエントリーポイントや、
銘柄漁りをすると、ポジポジ病と呼ばれる
ポジションをとらずにはいられない心理状態になり
損切りを繰り返すことになるので注意が必要です。
デイトレードの場合でも、トレードを安定させるためには
エントリーする日にちを欲張らず、
出来高が多く売買代金の流入が大きくて
地合いのよい日のみエントリーインする方がより安全策になると考えられます。
週足と日足に優位性を見出した日の前場に
このようなダブルボトムラインや、
ローソク足などの売買サインを見つけるとやりやすいと思います。
基本的には、このやり方を繰り返し、
長い期間の日足から見ていって、
トレンドを確認したら、エントリーポイントを探していきます。
その他、銘柄選びのポイントや気をつけるべき点もあります。
株には、板がスカスカな銘柄など、その銘柄の特徴に応じてさまざまな手法があるため、もっともポピュラーな手法の一つであるエントリー根拠をご紹介しました。
株取引は銘柄や相場の地合いごとに対応する手法が変化します。
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