【これで騙されない!】BOの信用できるサインツールの特徴【バイナリーオプション】
今回は数多ある使えないサインツールと、少しは信用できるサインツールの見分け方についてまとめます。
【目次】
- バックテスト期間
- エントリー時間
- 対応通貨ペア
- 日平均取引回数
- 勝率
- 最大ドローダウン
【信用できる要素①】バックテスト期間
一つ目はバックテスト期間についてです。
当たり前すぎるのですが…。
あまりにも少ない期間の発信者が多すぎます!
(やる気ないならヤメチマエー!)
最低でも10年分はバックテストを取りましょう。
3か月とか1年とか信用のかけらもないです。
なぜか?
インジケーター制作をするとわかるのですが、サインのみのエントリーであればバックテストなんてたくさん取れるからです!
バックテストを沢山取ることのデメリットといえば、ほんの数分~数時間の待機時間のみです。
今時、専用ソフトが勝手にバックテストしてくれます。
それなのにちょっとしかバックテスト取らないなんて怪しさ満点ですよね。
10年で56%の勝率でも、上振れた1か月を切り取れば80%になったりします。
まずは期間と勝率の乖離から気にしてみましょう。
【信用できる要素②】エントリー時間
2つ目に、エントリー時間も気にしてみて下さい。
サインインジを発信している人の中には、バックテストのスクショを公開している人もいますよね。
そこでエントリー時間に注意して見てほしいです。
ほとんどの人が使っているであろうハイローオーストラリアは、深夜帯に取引できない通貨ペアがあります。
朝方は全通貨ペア取引できませんよね。
それってなぜか。
稼げる時間帯だからです。
かつて取引出来たGOLDやAUDNZDは消されて、ペイアウト率が下がった通貨ペアなんかもありますね。
それってなぜか。
稼げる通貨ペアだからです。
運営上、稼がれすぎると運営できなくなってしまいますからね。
色々対策頑張ってるみたいです。
ってことは?
バックテストで朝方のエントリーにチェックが入ってしまっているのは…。
実際運用するのとでは取引回数にも勝率にも大きな乖離が生まれます。
せっかく勝率65%と謳っているのに全時間にチェック付いて日平均取引回数が10回なのは…。
勿体ないです。
それひとつで、データが全てであるシステムトレーダーなのかどうか正体が分かっちゃいますね。
【信用できる要素③】対応通貨ペア
三つ目は対応通貨ペアについてです。
対応通貨ペアの数が中途半端な場合は信用があまりないです。
GBP系通貨ペアなど何かしらの理由があって絞っている場合はいいのですが、何の関係もない通貨ペアをあるものないもの使用している場合は気を付けてください。
というのも、通貨ペアの値動きの特徴や指標によって偶然にも勝率が高くなることがあるからです。
全てにおいて勝率通りの期待値が出ないというわけではないですが、ハイローオーストラリアで取引できる為替16通貨ペアで勝率が担保されている方が取引回数や安定性において完全に分があります。
【信用できる要素④】日平均取引回数
4つ目は、日平均取引回数です。
どんなに勝率が高くても、16通貨ペアで月2回のチャンスだったりするといつ利益が上がるねん!
って感じですよね。
某有名なバイナリーYoutube(最近はコミュニティしか更新していない)の人でも、サインインジで再現できるボーダーが勝率60%前後、日平均取引回数15~20回でした。
私自身もそうですが、他にもロウソク足をしっかり見て正しく取引できている方達が作るサインツールはこのボーダーが限界のように感じます。
このボーダーを大きく超えているようなインジケーターで掲載している通りの勝率のもので本物は見たことがありません。
なんせローソク足より反応の遅いインジケーターによる無裁量なので、このボーダーを大きく超えれているものが作れればとっくに海外勢が発信していますね。
余談ですが裁量では勝率80%をキープすることは可能なので、無裁量の限界値である勝率60%前後のサインインジが発信されるのも納得できますね。
【信用できる要素⑤】勝率
④で答えを出してしまったような気もしますが、BO界隈で無裁量ツールによる勝率の限界は60%台だと思っています。
これはどこのプログラマー、システムトレーダー、裁量トレーダーでも60%台のサインインジが今現在の製作の限界だからです。
普通だったら50%に収束するものを、10%アップしているだけでかなり凄いことです。
それを無裁量で80%、90%なんて謳っているサインインジがありますが大抵、非現実的な日平均取引回数0~0.3とかバックテスト期間1ヶ月だとか何かしらの違和感が絶対にあります。
加えてマーチンゲールの有無も確認してください。
マーチンゲールがある場合、後述する最大ドローダウンを高確率で引いて破産します。
最大ドローダウンについては後ほど。
ちなみに今現在でのBO界隈における無裁量勝率の壁は70%です。
通貨強弱と相関性に関する制御を入れればワンチャンあるかなといったところですが、通貨ペアごとに制御をプログラムするので労力的に裁量やってた方がいいっていう風に落ち着きますw
【信用できる要素⑥】最大ドローダウン
最後に最大ドローダウンです。
最大ドローダウンとは、一時的に起きた損失の最大額を計算するものです。(最大連敗数やバルサラの破産確率とは違います。)
これの明記が無いと、例えそのサインインジの勝率が良くても使用者に破産する人が出る可能性があります。
例えば1000円エントリーで最大ドローダウンが10万円だとしましょう。
この時使用者の資金残高が5万円で1000円エントリーするとなった場合、資金残高が10万円になるまでは破産する確率があります。
10万円になるまでに最大ドローダウンを引いてしまうと、資金が無くなります。
資金が無くなるって、とんでもない事ですよね。
どうなってもいい余剰資金ならまだしも、増やすために用意している人がほとんどだと思います。
最大ドローダウン1つ知らないだけで、資金が全部溶けるんですよ。
これが、「販売者の稼げる」と「購入者の稼げない」の結果の違いに繋がったりします。
なのでサインインジを販売する人は最大ドローダウンの把握と提示は義務だと思っています。
購入者の方もこの最大ドローダウンをしっかりと把握して、その額よりも余裕を持った資金で運用しましょう。
これがシステムトレードに必須な内容ですね。(完全放置の投資)。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
これらを知っているだけでも、かなりの商材がゴミ商材かわかるようになると思います。
↑口が悪いかもしれませんが、無責任な販売者による無責任な行為なので悪口では無いですよ。事実です!
今回のこの内容はサインインジに関することなのでシステムトレードにおいて必要不可欠なデータを最低限でまとめてみました。
裁量となると少し変わってくるのでそれはまた今度記事にしようと思います。
よろしいですか?