「見える化インジケータ」の活用(その118)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。赤色太線のグラフがEURAUDに相当します。
火曜日にEURAUDがチャート群を下抜けしてきたのでEURAUDを売ります。水曜日の底で決済、さらに戻りを狙ってドテン買いをします。木曜日にピークで決済し、約220pipsと約240pipsの合計で、約460pipsの利益が得られました。「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの乖離/収束する所を狙い撃ちするいつもの勝ち方で、大きな利益を上げることができました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年10月23日17:40(JST) のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。最も上の行にあるEURNZDは、[H1]を除く全時間足で青色系の表示色になっていて、Total数値が2404.56と大きなプラスの数字になっています。EURNZDに大きな上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、EURNZDのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。右肩上がりの上昇トレンドの途中の急騰部分を捉えています。ここで買えば、当日決済で、約55pipsの利益が得られました。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは上方向に、JPYは水平方向に向いています。従って、今後EURJPYは上昇して行くでしょう。
月曜日は、大きく上に伸びましたが、その後は戻しています。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURは水平からやや上方向に、JPYは上方向に伸びています。従って、今後EURJPYは下落して行く見込みです。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
前回、2505「天底Searchインジケータ」を使って、次の新しいターゲットとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙っています。
では、NZDCHFの日足チャートを見てみましょう。
NZDCHFは、ずっと右肩下がりで下降してきたのですが、どうやら底でダブルボトムを形成しつつあるようです。
1時間足チャートを見てみましょう。
まるでFXの教科書に出てくるようなチャートになっています。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。CHFとNZDは綺麗な逆相関の関係になっています。4時間足通貨強弱チャートを見ると、CHFは急降下、NZDはダブルボトムを形成し反転上昇の兆しです。今後は、CHFとNZDの乖離が収束していく(NZDCHFが上がる)ことが予想されます。
NZDCHFのチャートパターンからも、通貨強弱からも、NZDCHFの「買い」が示唆されています。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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