TNA_EAラボ バックテストをやる意義
目次
・バックテストとは
・メリット
①入手したEAをリアルで運用するかしないを自分で判断できる
②自分自身でパラメータを最適化をできる
③自分自身がEAやそのロジックについて詳しくなれる
バックテストとは
過去の値動きのデータを元に
EAの動作確認をすることができます。
MT4の標準機能で無料で実施できます。
MT4の”ストラテジーテスター”を使ってバックテストを実施します
メリット
①運用するしないを自分の判断でできる
入手したEAが、安全かどうか
誇大広告や触れ込みに惑わされることなく自身で
本当に使えるEAかどうかを判断することができる。
例えば、「爆益型2021年から2年間ロスカット無し」と
うたわれているEAを入手したとします。
バックテストを自身で実施したところ
2020年ではロスカットしたとします。
2021年からの相場状況はロスカット無でも
これからの未来の相場が同じ状況が続く保証はありません。
少なくとも2020年の相場と同じ状況に戻れば
ロスカットする可能性があるわけですから
これはやめようとか自身で判断が下せます。
過去、何年かを見てロスカットする期間があったとしたら
何かしら対応できていない相場状況があるわけで
人に言われたことを信用してEAを運用するのではなく
自分で判断して運用するしないを決断できることは
とても意義あることです。
②自分自身でパラメータの最適化をできる
①でまず、バックテストをやってみて仮にロスカットしたとします。
それですぐに諦めなくてよい場合もあります。
EAのパラメータを変更できるEAかどうかを確認します。
どこまでパラメータにしているかは
EAにより異なります。
パラメータには、
ロットの大きさや保有ロット数の制限などの
資金管理に関わるもの。
エントリー条件に関わるもの。
決済条件に関わるもの。
これらがあるかもしれません。
これらがあれば、
バックテストを実施することによって
自分自身でEAのパラメータを最適化できる可能性があります。
EAのパラメータの例(EAごとに異なる)
これも、
EAの提供者から言われたことをそのまま鵜呑みにしてやるのではなく
自分自身でバックテストをやってみて
その結果を持って判断できることでとても意義があります。
③自分自身が詳しくなれる
そして、最後に一番のメリットはこれかも知れません。
幾つかのEAでバックテストをこなして
パラメータの最適化まで行っている内に
自分自身がEAやそのロジックに
詳しくなっていくことです。
私も今はEAを自作しておりますが
最初のきっかけは入手したEAをバックテストしているうちに
だんだん詳しくなって
自分自身でもEAを作成することができるようになりました。
以上のことより、
EAのバックテストをご自分で実施することは
とても意義のあることだと思います。
初心者の方でバックテストは難しそうで
やり方もわからないという方の為には
別記事で詳細を書いておりますので
そちらをご参考にお願い致します。
よろしいですか?