ツールにおけるリバ取りの手法
FX
本日ドル円は長期足においてレンジ相場、様子見の展開となっています。
その中で東京市場開場して比較的早く5分足で売りシグナル発生し15~20pipsは抜けているといった状況です。
個人的には1日に20pips抜ければ十分なのでここからは自信のあるポイントのみ入っていくという感じです。
さて本日の記事の内容はこちらのツールにおいてのリバ取りの手法になります。
この手法はツールのマニュアルには未記載です。
と言いますのもこちらのツールはあくまでトレンドフォローの手法となっており、リバ取りは逆張りに近い手法となりますゆえ超初心者の方はまずトレンドフォローをマスターいただき、収支安定後取り組んでもらおうと思ったため未記載といたしました。
そもそもリバ取りってなんなん?って話なんですが
要はリバウンドを取るってことです。
FXで言えば一方的に上昇(下降)した場合にリバウンドすなわち下降(上昇)を取るということです。
イメージ的にはこんな感じですね。
で、ツールでは
こんな感じで紫の四角で囲った足が確定してショートエントリーします。
具体的にはEMA20(青)とEMA100(オレンジ)の間を取りに行きます。
ツールでリバ取りを狙うにあたりいくつか条件を設けています。
図の番号を振っている箇所をご覧ください。
①条件が確定した足(紫□)の終値からEMAまで狙うに値する値幅があること
つまりはEMA100とレートの乖離の幅を見ます。
この値幅が狭い(EMA100に近い場合)はリスクリワードが悪くなるのでスルーします。
②リバ取りを狙うにあたり直近が強い上昇(下降)をしていること
③エントリー時の最初の損切位置はここになります。
①と同時に考える必要がありますがこの損切位置があらかじめ決まりますの
で、EMA100までの値幅との兼ね合いでリスクリワードが極端に悪い場合は
エントリーを見送るほうが賢明です。
④ショートを狙う場合が赤矢印にピンクの●(ロングは青矢印に水色の●)
が同じ足に発生していること
そしてもっとも重要なのが終値がきちんとEMA20を下回って(ショート)または上回って(ロング)いること
⑤利益をひっぱりすぎない
あくまで大局観に逆らったトレードになるためすぐに順方向に進んでしまう場合があります。
⑥損切を建値に動かすなどして負けトレードをなるだけ回避する。
⑤と⑥はチャートに記載していない事項ですがこのような感じです。
では実際にロングの事例から見てみます。
強い下落に対してのリバウンド(ロング)を取ります。
青矢印水色●のが確定した足でEMA20を終値で上回っています。
EMA100までの値幅は十分
最初の損切は安値に利確ポイントはEMA100まで
適宜損切を建値に移動したりしなるだけ負けトレードを回避する
次にショートです。
強い上昇に対しての下落を狙います。
赤矢印+ピンク●が同時発生した足で終値がEMA20を下回っています。
EMA100までの値幅は十分
最初の損切位置が高値、利確ポイントはEMA100まで
適宜損切を建値に移動したりしなるだけ負けトレードを回避する
次にリバ取りとはちょっと違いますがこんな手法も紹介します。
強い上昇とはとても言いづらいチャートではありますが
赤で引いている横線がレジスタンスラインとなります。
青の□で囲っている場所で過去に3点も押さえつけられている状態です。
このような時にリバ取りと同じような条件で赤矢印にピンク●が発生、だらにEMA20(青)を終値で割ってきました。(青の縦線の足)
こういったレンジ相場でもボラテリティ次第で値幅が取れる場合があります。
【ここで注意ポイント①】
利確はEMA100に到達するまでなのですが、エントリー後に思うような方向にいかなかったり、まごついたりするとMAは横ばいになったり、ローソク足に近づいてくる動きをします。
そうなると当初の利確ポイントより値幅が狭くなってきてしまいます。
たいして利が乗っていない、もしくは含み損の状態でEMA100に到達してしまったら清く損切がベターです。
【ここで注意ポイント②】
勝率ですがトレンドフォローではなく逆張りよりの手法なため当然前者より悪くなります。
普段よりロットを下げるなどで資金管理をきっちとやりましょう。
はいそしてNGポイントについてもご紹介します。
これはEMA20を終値で下回っていないためNGですよね。
しっかりと割っていないとEMA20で反発される、単なる押し目形成の可能性があります。
次はどうでしょう。
EMA20は下回っていますがすでにEMA100に到達しています。
値幅云々の話ではなく当然NGですね。
夢中に書いていたら結構長くなってしまいました・・・・・。
今後も有用な情報手法を皆様にお届けできたらと思っております。
今後とも宜しくお願いいたします。
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