3/21(木)販売ページのバックテストは「全ティック」であることが必要
EA開発者の令和のだぶるいーです。
本日は、
「販売ページのバックテストは「全ティック」であることが必要」
という内容になります。
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バックテストの種類について
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まず「バックテストの種類から説明します。
種類は3つあります。
「全ティック」「コントロールポイント」「始値のみ」
この3つがあります。
全ティック ➡ 1分足の4本値を使ってバックテスト
コントロールポイント ➡ EAの時間軸より1つ下の足も使ってバックテスト
始値のみ ➡ ティックデータの4本値を使ったバックテスト
という事で、
EA開発の段階では、
始値動作のEAであれば「始値のみ」で開発します。
(始値動作:ローソク足の始値のみで動作するEA)
そして
最後に全ティックのバックテストで確認します。
1分足の4本値を使ってバックテストするので、
例えば5分足以上の足であれば
始値からどの順番で高値・安値をつけて終値になったか、
というのが正確になるので
「全ティック」が最も信頼性があります。
ちなみに
1分足EAだとMT4の方で「疑似的に」高値・安値の順番が、
勝手に決められるので、信頼性が落ち、
モデリング品質が25%になります。
その影響で5分足以上の足でも100%にはならず、
90%になります。
それに加えてスプレッドが変動するTDS(ティックデータスーツ)では
更に信頼性が高まるとして99.90%になるという事です。
さて、
EAを出品申請する際、
バックテストもアップロードするのですが、
通常は「全ティック」で提出します。
たまに「始値のみ」で掲載されているものもあります。
「始値動作EAだから大して変わらないからいいや」みたいな、
めんどくさがり屋さんもたまにおります。
(始値のみの方が短時間でバックテストが終わります)
しかしながら、
始値動作EAと言えども、
テイクプロフィット(TP)やストップロス(SL)は、
始値ではなくティックで決済されるので、
成績は変わるしTPやSLが多いEAなら尚更、
そこはしっかりと全ティックでやって欲しいものです。
それでは!
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