4/18(木) 1999年4月11日
EA開発者の令和のだぶるいーです。
今日は、
1999年4月11日に起こった興味深い話を1つ紹介します。
かの有名なプロ野球選手だった元イチロー選手。
元イチロー選手は1994年、
日本のプロ野球史上それまで誰も成し得なかった
「前人未踏シーズン200安打」を達成しました。
もちろん首位打者も獲得し、
それから2001年にメジャーリーグに挑戦するまで
7年連続で首位打者を獲得し続けていました。
しかし!!!
そんな最中、
「1999年4月11日の試合の第4打席」までは
ずっと「スランプ」状態だったと言います。。
1999年4月11日の試合の第4打席までは、
「頭で考える理想のバッティングフォームと実際の体の動き」
に不一致が生じていた、との事です。
そして、
1999年4月11日の試合の第4打席に何があったのか?
普通な感じで考えると、
その打席で今まで打てなかった球に体が反応できて打てた、とか
なんならホームランかなんか打てて何かキッカケをつかんだ、とか
ってなるじゃないですか。
でも1999年4月11日の試合の第4打席は
「超平凡な打ち損じのセカンドゴロで凡退」でした。
「ただのセカンドゴロ」を打ったあと、
元イチロー選手は雷に打たれたかのように感動していたとの事で、
これ以降、バッティングの型が決まったとの事です。
「打てると思った感覚」と「実際には打てなかった身体」
との不一致に明確に気が付けた、という事でしょうか。
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【さてEAに置き換えると……】
まずEAには聖杯は存在しません。
どんな相場にも100%対応できるEAを
単体で開発する事は絶対に不可能です。
大切なのは、
より正しい作り方でEAを開発し、
優位性のあるロジックを組み立てていく。
EAが完成したらバックテストをして
正しい見方でバックテストを評価する。
そしてバックテスト通りに
フォワードでもパフォーマンスが発揮できているか??
ここの詳細が重要で、
「バックテスト通りに・意図した通りに利益確定できてるか?」
が重要である以上に、
「バックテスト通りに・意図した通りに損切りやSL決済されたか?」
も重要なのです。
つまりは、
偶然ではなく必然的に負けるべくして負けているか?理由が説明できるか?
それが明確ならばそのEAは型が決まった、と言えます。
過去のバックテストで作ったEAが、
未来の相場でも同じように負けるべき時に負けた、という事です。
損切りやSL決済は資金が目減りする瞬間なので痛いですが、
負けるべくして負けた時は
個人的には雷に打たれたように感動すると言うと語弊がありますが、
自信さえ覚えるのです。
このEAならバックテスト通りにやっていけるなと。
これは、元イチロー選手の感覚と通ずる部分はあるんだと思います。
なので、バックテストと同じような負け方をしているか?はかなり重要なのです。
あ、もちろん、負けるべくして負けた事が明確になっている以上は、
何かしらの対処のしようがあるという事なので、
それに対応できるように
正しい方法でアップデートして
精度を高めていくのがEA開発者の仕事の一部です。
それではまた!
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■EA初心者講座
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■忖度なし!ゴゴジャン問題提起!
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■だぶるいーFXよもやま話
https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/series/610
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【令和のだぶるいーの信念】
正攻法でEAを開発し、
より多くの方々に御愛顧頂き、
末永くWIN-WINの関係を保ちながら、
EA市場の活性化とリテラシー向上を目指します。
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