2018年08月29日 08時28分:ドル円トレード戦略[江守哲氏メルマガより]
GogoJungleが提供している江守哲さんの投資メルマガ「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」より、今朝配信されたものからほんの一部をご紹介。今回は、円売り・ドル買いがやや優勢となり、111円台前半で推移したドル円のトレード戦略をご覧ください。
ドル円はロングを維持します。辛うじて111円を維持している状況は変わっていません。すでに買われすぎですので、いつ調整されてもおかしくないのですが、ドルの他通貨での下落でクロス円が上昇していることで、円安傾向が続いています。貿易や関税交渉が進展すれば、これらがこれまでの市場の不透明要素となり、その結果ドル高が続いていたこともあり、進展が見られれば、ドル売り基調がさらに強まる可能性は十分にあると考えます。さらに、この動きが加速すれば、これまでに積み上がったドルロングのポジションの解消が進み、ドルが想定以上に下げる可能性があります。ドル円については、円売りポジションがやや多くなっていますので、同様に円の買い戻しが入る可能性があります。その場合には円高に進む可能性がありますので要注意です。もっとも、株高基調が続けば、安全資産として認識されている円が買われにくくなるため、ドル円の下落余地も限られる可能性がありそうです。いまは他通貨の動きをよく見ながら対処すべきでしょう。
『江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー』(江守哲)より引用。
米中間選挙を見据えたトランプ大統領の発言は金融市場の動揺を招く懸念があるため、引き続き注視した方がよさそうです。(編集部)
ドル円、1時間足。
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