3/29(金) EAは、同じ口座・同じタイプの口座でも成績差が生じる
EA開発者の令和のだぶるいーです。
EA運用では、
MT4のブローカーの口座が異なると、
必ず口座間の成績に差異が生じます。
これは、
EAが注文をブローカーに出して、
ブローカーからLP(リクイディティ・プロバイダー)に
注文が流れます。
ブローカーごとにLPが異なるので、
必ず微妙に配信レート差が生じます。
配信レートが微妙に異なると、
ローソク足の描画も微妙に異なります。
例えば5分足でRSIで期間14であれば、
5分足のローソク足14本分の差異が生じます。
そうなるとRSIの閾値もそれだけ変わります。
例えば70を超えたブローカーもあれば、
超えなかったブローカーも出てきますし、
TPに届いた届かなかったもありますし、
エントリーしたしないもあります。
そしてたいていは、
EAは例えばRSIも使えばMAもBBも使う、
となってくればそれだけ差異を生む要因になります。
さて、
これまでは口座間の差異について話しましたが、
同じブローカーの口座・タイプでも差異が生じます。
なぜなら、
同じみんなが同じ場所でトレードしている訳ではないからです。
注文を受けるサーバーの距離も違えば、
LPまでの距離も違います。
さらに
ブローカーによっては
注文ロットの大きさでも変わってくると言います。
人によっては、
高速スキャルをやるので、
電信柱から直で回線を引き込んで、
材質も厳選したものを選んでる人もいます。
相当のプロではないとできないですし、
そこまでやって差異を論じるなら良いですが、
そこまでは自分もできないし、
「差異はあるけどだいたいは同じ」
くらいに思っていかないとキリがないと思います。
しかも、
明らかスプレッドが広いとか、
取引手数料が高いとか、
そういう口座ではない限りは
得手不得手はないと思います。
なので、
1つのトレードごとに口座間の差異を確認しても、
それは将来の長期的な視野ではキリがないかなと、
そういう風に考えています。
さらに
EA開発においても、
開発に選ぶティックデータによって
バックテストの成績も若干変わりますし、
個人的には、
信頼性の高いティックデータで、
理屈の通った理に適ったロジックで
正攻法の開発とバックテストをする、
それより他はないと思います。
それでは!
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