2018年09月11日 08時14分:ドル円トレード戦略[江守哲氏メルマガより]
GogoJungleが提供している江守哲さんの投資メルマガ「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」より、今朝配信されたものからほんの一部をご紹介。今回は、方向感の見えなくなっているドル円のトレード戦略をご覧ください。
ドル円は見送りです。引き続き方向感がありません。上昇・下落の両方の可能性があります。米雇用統計でドルが買われたように見えますが、ドル円に関して言えば、やはり大した動きではありません。一方で25・26日のFOMCで、今年3回目となる利上げは確定的です。12月もほぼ利上げは決まりです。こうなると、ドルを買う理由は徐々に低下していきます。ポンドが上昇してきましたので、ドルが下げやすくなります。しかし、新興国通貨はまだ不安定です。綱引きが繰り返されますが、引き続き方向感のない展開が続きそうです。
もっとも、米国株が調整から再び反発に向かう来週以降には、ドルが売られていく可能性があると考えています。そうなれば、世界的なリスクオフの動きが反転し、新興国通貨の下落も止まり、円やユーロ、ポンドが上昇する中で、クロス円の動きを注視する展開になると考えています。
『江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー』(江守哲)より引用。
ドル円、日足。
エントリーするチャンスがないと判断したとき、ちゃんと「トレードしない」という選択肢を選べるかどうかって大事ですよね。ポジポジ病が発症しないように気をつけたいものです。(編集部)
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