GBPJPYスイング大戦略 ~チャンスを逃さないために~
の記事は、当方で出品・開発中の、GBPJPYスイングに限定した情報や、戦略的な解説を行います。
※広告が含まれます。
最初のスイングEA開発から、執筆時点(2024/3/25)で1年弱となりました。
当方のEAご利用者様が増え、自身でも経験を重ねて気づき等があり、入手先も散らかっていますので、当記事ではそれらの情報を一旦整理し、シェアしてまいります。
以下は、9種合算のリアルフォワード(FXTF社)です。
スイング9種
期間を合わせた日足チャートが以下です。
スイングタイプは、大体日足の動きと成績がシンクロしている傾向です。
もみ合いでは低迷、上昇が強ければロングが好調、下落ではショートが時々利を伸ばすという具合です。
相場とのシンクロを高めるために、いくつかのロジックを複合して、GBPJPYスイング内でポートフォリオを形成しています。
■ ロジック別解説
メインロジック(トリガー)別にEAを分けると5種類あります。
同じロジックな程相関が高くなりますので、セット時はご注意下さいませ。
1.RGM-79D/MSM-10/MSM-07E:
トレンド反転を狙うロジックです。
2.RGM-79C/EMS-04/EMS-10F-GMO:
押し目買い戻り売りを狙います。
3.MSM-08:
トレンド継続傾向が確認できたら追随します。
4.MSM-04F:
ボラティリティの拡大がシグナルです。
5.MSM-03C:
ボラティリティ拡大+一定の値動きが条件です。
■ 相関
それぞれの相関は以下表になります。(2013/1/1~2023/1/1で比較)
エントリータイミングが異なる分、日相関では差が見られます。
月相関で見ると、近い損益になるものが増えてきます。
■ スワップの影響
GBPJPYスイングは、スワップの影響が大きくなります。
RGM-79Cで各社比較してみました。
1.ForexExchange
2.FXTF
3.外為ファイネスト
4.OANDA(東京サーバー)
5.ThreeTrader_raw
6.XM_極
7.総評
スワップが異なるだけで、純益も最大DDも大きく異なります。
スワップが0の極口座はリカバリーファクターが最低でした。
OANDA等、プラスもマイナスもスワップがほぼ同等で高くなるほど、成績が良い傾向でした。
スイング戦略では、スワップを味方につけた運用が有利と言えそうです。
■ 注意点
RGM-79Cではこの様になりました。他のEAでは結果が異なってくるかもしれません。
表内のスワップは、テストした当日のものです。リアルでは一定ではなく、常に変動しています。
スワップ3倍の日にログインしてバックテストを行うと、その3倍の値が過去全てに反映されます。レポート結果が、大きく変わってくることもあります。
スワップは、バックテストに反映されないブローカーもあります。
■ 買いのみ戦略
スワップでは、プラススワップが大きいことから、有利なロングのみ稼働させたらどうか、という案が浮かんできます。
結論からいうと、長期的には微妙な印象でした。
1.Oandaで比較
PFは高まりますが、RFは下がります。
波が粗くなり、DDが深くなりやすい傾向のようです。
現在のフォワードが好調なのは、上昇トレンドの相場にフィットしているからと思われます。
時々ある戻しやトレンド転換でショートに対応していない場合、損失が深く長くなると予想されます。
2.サインツール
こちらも試したことがあります。
サインツールも、長期足(日足)で優位性のあるロジックを組んで、上昇トレンド発生時にサインを点灯するというものでした。
しかしEA内部でそのロジックを融合すると、パフォーマンスが低下します。
向上するような長期足ロジックも考えましたが、微差に留まり、EAによっては効果が安定しないため、サインツールによる手動制御は断念となりました。
■ ポートフォリオ戦略
GBPJPYスイングは、たまに来る大きな動きを狙う戦略です。
1EA1ロジックだけでは、せっかくのチャンスを取りこぼす可能性もあります。
そこで、複数EAによるポートフォリオ化が有効と考えられます。
画像はGBPJPYスイングのみのポートフォリオです。
中にはトータルでもマイナスのものが発生しています。ロジックが異なるEAを複数稼働していると、他の好調なEAで補うことができます。
相関が近いものでも複数セットすることで、一方はチャンスを逃しても、一方はエントリーしている、或いは利幅が異なる、などのケースも見られました。
■ 今後の懸念材料
1.間もなく節目
当記事執筆時点(2024/3/25)で、2015年に付けた高値にあと500pips程度と迫っています。
まずそこでのもみ合いで低迷が予想されます。
2.長期下降トレンド
長期下降トレンドに転換した場合、ロジック的にやや不利なのと、ショートスワップはマイナスのブローカーが多いため、総合的に不利になる可能性があります。
3.レンジ
方向感が定まらない場合は、不利になります。
トレンド方向や角度とピントが合うまでは、苦しくなります。
4.スワップ
今後金融政策により、スワップが不利に変化した場合、影響がでてくるかもしれません。
■ GBPJPYスイングのメリット
懸念材料はあるものの、場合によってそれを上回るメリットもあります。
FX通貨ペアの中で最大級にボラが高く、獲得pipsを狙いやすい。
ゴールドに引けを取らない利幅を狙える。
テクニカルが効きやすい。
メジャー通貨同士のペアで、ファンダメンタルも機能しやすい。
クロス円で、スワップが優秀。
スイングタイプは、ボラが大きくなる程有利。
指標やファンダメンタルによる急騰急落にも強い。
長期トレンドと合致すれば安定。上昇では特に有利。
スプレッド耐性がある。
■ 攻略まとめ
できれば、ロングもショートも稼働。
ショートが極端に弱いEAを見極める。
スワップ条件が良いブローカーを選択。
ブローカー毎に差が出るため、バックテストで比較する。
1ロジックに頼りすぎない。
取りこぼしを防ぐため、複数のロジックを組み合わせて補完。
ピントが合わないと連敗やDDを起こすため、耐えられるロットにする。
■ EA別入手方法まとめ
入手方法がバラバラでしたので整理いたします。
当方のEA以外にも、GBPJPYで優秀なEAは世の中に多数あります。
EA別入手方法
1.RGM-79C/RGM-79D
ゴゴジャンで販売中です。
2.MSM-07E
MOSA Marketで販売中です。
3.MSM-10/EMS-04
MOSA Marketの割引コードで一定条件を満たすと入手できます。
4.EMS-10F-GMO
お名前さんタイアップEAです。
キャンペーン内の方法でのみ入手可能です。
5.MSM-08
過去にアンケートを書いてくださった方に配布しました。
今後は未定です。
6.MSM-04F/MSM-03C
未定です。
REALTRADE
上記EAは全て、REALTRADEで閲覧できます。
■ ThreeTrader_raw
■ ご注意・免責事項
▶ 当記事は、海外FX業者を推奨したり、EA運用に対する助言を行うものではありません。
▶ 業者選定を含む運用の一切については、100%自己責任となります。
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