今週のトレード解説
今週のトレードの中から皆様の参考になりそうなものをピックアップして解説するシリーズを(可能であれば)週イチで配信したいと思います。
今回解説するのは週明け早々の月曜日2時頃(MT4の時間)のトレードです。
・4時間足
・移動平均線、トレンドラインに支えられる形で上昇トレンドを形成しています。
・高値には過去の水平線があり、上昇したとしても反発の可能性があります。
・1時間足
それでは、1時間足で更に詳しく見ていきます。
4時間足で見た上昇トレンドの調整波(押し目)部分です。
・高値を切り下げながら調整派を形成すると同時に、安値も切り上げて値動きの収束が起こっている事がわかります。
これは、調整派のタイミングやトレンドの方向性が変わるタイミングで、値動きの方向性の決着が付いていない場合か、値動きのボリュームが足りない時によく見られます。
今回は、調整派のタイミングで値動きの決着が付いていないので起こりました。
値動きの収束後、高値をブレイクして買い方向へ決着が付いたと同時に、上昇トレンドが成立しました。
1時間足の上昇トレンドが成立したので、現在調整波である黒ボックスの部分で移動平均線に支えられるように上昇するタイミングを狙ってトレードしていきたいと思います。
・15分足
それでは、15分足で更に詳しく見ていきます。
1時間足で成立した上昇トレンドの調整波の部分です。
15分足では調整派の下降トレンドが成立していますが、安値の更新幅はほぼ無く、ダブルボトムを形成しています。
黒丸の部分では「直近安値、トレンドライン、移動平均線」が重なり、非常に強い反発材料が揃っています。
その後、ダブルボトムのネックラインをブレイクして下降トレンドが終了しました。
15分足単位では上昇トレンドが成立したわけではありませんが、上位足の環境認識と合わせると強い根拠が合った為、このタイミングで買いエントリーしました。
・エントリー後
上手く推進派を捉えることができ、上昇していきました。
緑の点線がエントリー位置で、赤の点線が損切り位置です。
黒ボックス部分の前回の高値に支えられるように安値を付けたので、損切り位置をその下に更新しました。
その後、安値を更新して下降トレンドになりましたが、トレンドラインと前回の高値に支えられてダブルボトムを形成する形になりました。
ここで損切りに引っかかっていても既にトレードとしてはプラスでしたが、引っかかりませんでした。
既にカウンタートレンドラインをブレイクして再び上昇しようとする動きが見えます。
その後、4時間足単位での推進派へと流れを乗せていき大きなトレンドになりました。
黒丸がエントリー位置です。
安値を更新していき順調に損切り位置を上げていきました。
最終的にはダブルトップを形成して安値を大きくブレイクしたのでトレードが決済されました。
リスクリワードとしては1:10程度のトレードとなりました。
結果だけを見ると難しく思うかも知れませんが、エントリーした根拠はしっかりと上位足からの環境認識で確認しており、
4時間足で見れば、この黒線部分を狙っただけです。
トレーダーはトレード中に相場を操作する事はできません。
私は損切りを更新していただけです。
負ける時は、トレード前の環境認識の時点で間違っている時です。
勿論、相場は必ず理論通りに動くわけではありませんので、負けた時に100%環境認識が間違っているわけではないのですが
我々トレーダーが精進できるところは相場の分析とタイミングを図ることだと思っています。
素材などの準備が必要なため、毎週投稿できるかは分かりませんが
これから定期的にこの様なトレード例の解説をしていこうと思っています。
何か参考になる所がありましたら幸いです。
よろしいですか?