羊飼いさんインタビュー「裁量トレード、EA、グルトレは、FXの三種の神器」
目次
1. 裁量トレーダーで有名な羊飼いさんが認めたツール
2. 三種の神器の使用割合は?
3. グルトレは応用が利くのが魅力
4. 豪ドル円月足チャート 1991年2月~2018年9月
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羊飼い(ひつじかい)さんプロフィール
カリスマFXトレーダー&ブロガー(「羊飼いのFXブログ」管理人)。2001年に保険金を手にしたのをきっかけにFXを始める。当時、手数料やスプレッドが有利だった海外のFX会社の情報を交換するために某掲示板を主体に活動していたが、そこで得た情報を記録するために2003年に始めたブログに活動場所を移す。読者の要望や自分の取引のための情報をまとめるうちに現在の様な形式になる。
取引スタイルは数秒から数時間で取引を終えるスキャルトレードが主体である。
公式サイト:羊飼いのFXブログ
twitter:https://twitter.com/hitsuzikai
裁量トレーダーで有名な羊飼いさんが認めたツール
編集部 ツイッターなどで、裁量トレード、EA、グルトレ(グルグルトレイン)は、FXの三種の神器である、とおっしゃられています。羊飼いさんといえば、裁量トレーダーというイメージが強かったんですが、その発言の真意というか、言わんとすることを教えていただけますか。
羊飼い 僕がEAについて良いと思ったのは、完全放置ができるという部分ではないんです。
編集部 一般的にEAは、自動的に稼いでくれるのが魅力といわれていますよね?
羊飼い 裁量トレードは自分でポジションを持って、それを決済してプラスにするというゲームです。それに対して、僕がEAを使う場合は、ポジションを建てるのこそEAに任せますが、自分でそれが良いか悪いかを評価して、運用を続けたり止めたりしています。このように、裁量トレードとは別のゲームにすることができるところに、EAの面白さや魅力を感じました。
編集部 EAに任せきりにするのではなく、裁量で介入しているんですね。
羊飼い ブラックボックスのプログラムに任せきりにするのではなく、ポジションを建てるのだけ任せて、あとは自分で決済するので、きちんと管理できている感じがする点も好きですね。今は完全に任せる方向性を模索していますが、最初のころはその半裁量でやる部分が良いなと思ってEAを取り入れました。
最近はすごく信頼できるEAもたくさん世に出ています。例えば、EAがポジションを持ち始めたら、自分も裁量でそれと同じポジションを取ろうと思えるような優れたものまであります。
編集部 EAに全てを任せられる時代は、もう目の前といったところでしょうか。
よろしいですか?