2024年8月1日のFX為替予想
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今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- 日銀が政策金利を現行の0.1%から0.25%へ引き上げ
- 国債の買い入れを毎四半期4000億円程度ずつ減額
- ドル円は一気に150円台を割れる
- クロス円も-1%超の全面大幅安
- FOMC後は米国株も売りに押される
- 商品相場はまとまった買いが入る
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
豪ドル円 98.14 下落 ↓
予想レンジ 97.50~98.50
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+203ドル高、日経平均株価も+575円高の39101円と上昇しました。
ドル円は149.62円まで下押し、クロス円も-1%超の全面大幅安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 40842.79(+99.46 +0.24%)
・日経平均 38705.00(-396 -1.03%)
・金・ゴールド 2447.51(+39.08 +1.62%)
・原油・WTI 78.34(+3.61 +4.83%)
経済指標
★★★★★
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
★★★★★
15:30 日本植田和男日銀総裁の定例記者会見
★★★
21:15(米)7月ADP雇用統計(前月比)
前回:15.0万人 予想:17.5万人 結果:12.2万人
★★★★★
27:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50% 結果:5.25-5.50%
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:日銀による追加利上げ
△強気材料:NYダウや原油の上昇
◆ドル円は149.62円まで下押し
◆クロス円も-1%超の全面大幅安
◆米10年債利回りは4.066%へ低下
◆ドルストレートは小幅に上昇
◆米国株は後半にかけ失速
◆金は+39ドル高
◆原油は+4.83%高と急反発
◆21時30分に米前週分新規失業保険申請件数が発表
◆23時に米7月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-396円安の38705円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株にまとまった買戻し
昨晩のNYダウは買いが継続し、+99ドル高と続伸しました。
ナスダックはまとまった買いが入り、+2.64%高と急伸。
前日まで売られていたIT・ハイテク株に買戻しが入ったほか、決算銘柄が主導して上昇しています。
エヌビディア+12.90%、ブロードコム+11.96%、クアルコム+8.39%、マイクロン+7.08%、AMD+4.40%と半導体が全面大幅高。テスラ+4.25%、アマゾン+2.90%、メタ+2.51%とIT・ハイテク株にも買い。
対照的に、バンクオブアメリカ-2.35%、ウェルズファーゴ-1.12%、JPモルガンチェース-1.11%、バンクオブアメリカ-0.63%と銀行株が下落。ファイザー-2.71%、J&J-2.16%、メルク-1.84%とヘルスケアの一角も売られました。
全体的には、値上がり銘柄数2664、値下がり銘柄数1812と全銘柄中の57.5%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
半導体 +4.21%
生成AI +3.55%
石油・エネルギー +1.31%
穀物関連 -0.39%
暗号資産関連 +2.61%
パリオリンピック関連 -0.22%
ドル円は一気に150円割れ
米10年債利回り
注目の集まっていた日銀会合では、政策金利を現行の0.1%から0.25%へ引き上げ、国債の買い入れを毎四半期4000億円程度ずつ減額すると発表しました。
事前にある程度情報が出ていたため、発表直後はむしろ上昇する場面もあったのですが、その後行われた植田日銀総裁の記者会見で今後の利上げの可能性について言及されたことで、急激に円高が進みました。
151円台へ反発する場面もありましたが、FOMC後にパウエルFRB議長が「利下げ時期は近づいている。9月に利下げが選択肢になる可能性がある」と述べたことで再び下落。
一時149.62円まで下押しするなど、早朝も円高の地合いが続いています。米10年債利回りは4.066%へ低下しており、ドル安の地合いが続くと予想します。
一方、クロス円も全面安となって、-1%超の下落となりました。通貨別には豪ドルが弱く、消費者物価指数で刈込平均が4%を割り込み追加利上げ期待が解消されたことが重しに。
全体的に、上昇しても戻り売りが出やすい流れと見ます。
商品相場はまとまった買い
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は+39ドル高、米利回りの低下に加え中東情勢の悪化懸念を背景に安全資産として買われました。2400ドル台半ばへ続伸、勢いがあることから再度高値を試すと見ます。
原油は+4.83%高と急反発、78ドル台へ戻しました。EIA週間原油在庫統計が-343.6万バレルと前回に続き減少したことが買い材料に。
在庫の減少が続いていることから、原油への買いが続くと予想します。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-396円安の38705円と反落しました。米国株は上昇しているものの、急激な円高が重しとなって輸出株中心に売られると予想します。
ドル円の下値は149.50円と149.60円がサポートライン、上値は150.05円がレジスタンスライン。注文状況は薄く、引き続きボラティリティの高い状態が続くことになるでしょう。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.5万件 予想:23.6万件
★★★★
23:00(米)7月ISM製造業景況指数
前回:48.5 予想:48.8
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