余計なトレードを減らす方法 6つ #手法や考え方シリーズ
資金を増やし続けるには余計な負けトレードをいかに減らせるかが重要です。
今回はこのテーマで思うことを書いていきます。
まずは前提としての考え方から、【トレードできる場面の理解】【余計なトレードを減らす方法6選】の順番で進めます。
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・前提としての考え方
トレードすることよりも余計なところでトレードしないことの方が重要。勝ちが少ないから資金が増えないのではなく、余計な連敗や感情的になって大きい損を出すときがあるから資金が増えない。良いトレードができていないというよりも、せっかく増やした分を無駄に減らしすぎの場合が多い。トレードは量より質です。
誰でも勝ちはあるのに資金が増えないのは負けがそれ以上に多すぎるから。100万円増やしても200万円損切りしていては意味がない。利確回数や獲得pipsなんて思っているほどそんなにみんな差はない。差が生まれるのは余計な損切りトレードの数と損切りpips、資金管理の欠如によるコツコツドカンが有るか無いかです。
トレーダーの仕事はエントリーすることではなくて、サボってもいいから資金を増やすこと = 余計なことをせずに待つこと自体が仕事の一部。ただギャンブル的にトレードがしたくて趣味でポジポジしているのか、資産を増やすためにトレードしているのかをしっかり考える。エントリー前の選択肢は買いと売りの2つではなく3つで、待ちの選択肢があることを忘れてはいけません。
色んなところを何とかして無理やり取りに行くのではなく、いかに自分に勝算がある場面だけでズル賢く勝負できるか。相場を甘く見てはいけないが、エントリーを考える時のスタンスとしては「ここなら入ってあげよう」くらいの、ある意味上から目線で見ていくことも重要。自分が有利になる場面から「ここは入っておくしかない」というところだけを相手にして、難しいところは相手にしないこと。
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【トレードできる場面の理解】
個人的には、
1日に 1~2 回 あるか無いか程度で、チャンスが来なければ 0 回 のときもあります。なので平均的には週に 3~5 回 ほどになります。このくらいを一つの目安と決めておけば、貴重な一回を適当に使って無駄なトレードをしようと思わなくなります。
前提として、4時間足や1時間足でしっかり伸びていくような値動きはそんなに無いことの理解も必要です。一度4時間足チャートを開いて、1週間分 (4時間足で 6本×5本 の30本) だけを見てみてください。
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EURUSD、USDJPY
GBPUSD、AUDUSD(4時間足チャート)
縦の青ラインより右側が 1週間 の動きになります。しっかり伸びたところなんて数回だけで、レンジか実際には入れないところばかりというのが、ひと目で分かると思います。
本当に優位性があって実際にエントリーしていける場面は、
↓
よろしいですか?