<トレードマインド>売りと買いの目線切り替え「言うは易く行うは難し」
お疲れ様です。
1分とか5分とか短期でトレードしている方は売り目線、買い目線の切り替えが重要だ、と思われている方は多いのではないでしょうか。
特に上位足を確認して、売り目線だから売りのみでトレードするという方も多いかと思いますが、短期足の相場では一日の中で売りと買いが入れ替わることが度々あります。
長期足で見れば、少々の戻りでしか見えないかもしれませんが、短期足の世界ではこの小さなスイングを獲っていくことが重要になります。
私が上位足の目線に固執しないのは、そういった理由があるからです。
これは、上位足の流れに逆らうという意味ではなく、目線は持ちつつも入れ替わった際は一時的に目線を切り替えることも必要だということです。
つまり、売り目線だけど落ちてきたら買い場を探す、でも売りが強いからさっと逃げる意識、と言うとわかりやすいかもしれません。
で、ここからが重要なのですが、目線というのは簡単に切り替えられないということです。
一旦ロックオンしている意識の方向から急に反対方向に意識を切り替えるというのは、自分の意識を否定することになりますので、最初は気づくことすらない、ということも多いかと思います。
短期足でトレードしていると、こういった目線の切り替えが重要になります。故に短期足の難しさもここにあります。
負けたらやけくそになって、売ったり買ったりを繰り返してしまい結局資金を溶かしてしまう、なんて経験がある方もいらっしゃるかと思います。(私も過去そうでした)
この状態は意識がバグってしまっていて、切り替えが困難な最悪な状態にあります。
この状態をまずご自身で認識すること、これにより冷静になれます。
「まずい!今、オレの意識はバグっている!自動修正されるまで待とう。」と思ってください(笑)
短期足トレードの難しさは、値動きの速さに合わせた瞬発力だけでなく、実はこういった短期相場の理解と素早い意識の切り替えも同時に身に着けていく必要があると思っています。
コツコツ獲っていくとよく言われますが、
「言うは易く行うは難し」
頭ではわかっていても実際動いているチャートを目の前にしていると、ドーパンミンがダダ洩れしてしまっていて、もはや心ここにあらず、となってはいませんか?
一歩離れて観察することもトレードをする上では大事ですね。
以下、ドル円の直近の画像です。
5分足ですが、このように売りだー!と思って戻りしか狙っていないと、買いに切り替わっていることに気づかないのではないでしょうか。
買いに切り替わったかと思ったら、売りに転換、こんなことは短期足では日常的です。★が転換ポイントです。
私の手法では、この↓↑のところでトレードをする手法を教えています。
常にフラットでいること、これも訓練の一つですね。
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