「見える化インジケータ」の活用(その166)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でCADJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、赤色太線のグラフがEURAUDに相当します。
グラフ群から下抜けしたポイントで売り、底で決済します。約140ipsの利益が得られました。
「TrendLine-EX」を使っていれば、斜めのトレンドライン抜けでエントリーや決済を自動化できます。そのまま放置できるので、楽々のトレードが実現できます。「TrendLine-EX」は、トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年9月27日19:31(JST) のスクリーンショットです。
今週は、画面の自動保存を実行するPCが不調で、殆ど画面の保存がされていませんでした。9月27日以降にリセットした後に、保存された画像です。
[Total]数値の降順に並んでいます。一番上の上にあるAUDJPYは、全ての時間足で青色の表示色になっています。しかもTotal数値が4019.58と大きなプラスの数字になっています。AUDJPYに上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、AUDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。あまり綺麗なポイントではないようです。PCを起動したままで放置しておくと、たまに不具合で止まっていることがあるので、チェックが必要でした。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは水平からやや下向き、JPYは、やや上向きになっています。今後のEURJPYは、やや下落すると考えられます。
月曜日にやや下落しましたが、その後は上昇しています。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURは水平からやや下向き、JPYは、上向きになっています。今後のEURJPYは、ベクトルとしては下落すると考えられますが、急な下落直後であり、サポレジラインの上に位置しているので、どちらに向かうかは様子見とします。
4.
EA「AI 一本釣り EURJPY」(MT4/MT5)が不調なので、別のEAを開発しました。(再掲:Gogojungleへのリンクあり)
「AI 一本釣り
EURJPY」は、AIで相場分析を行い、AIで90%を開発した「億超えEA」なのですが、直近のフォワードテストが絶不調です。そこで、全く別のロジックで、なるべく直接的な収益に繋がると考えられる新規EAを作成しました。
新EAの名称は、「Swap狙いEA」です。既に「Swap狙いインジケータ」は、Gogojungleで販売していますが、これをGBPJPYに特化してEA化したものです。エントリー回数は、かなり少ない(月2~3回)のですが、トレンドがある時だけに絞って買いエントリーし、為替差益とSwap利益の両方を得るようなタイプのEAです。
また、少額資金のトレーダーの方でも、少ない資金から効率よく資金を増やして行けるようなEAです。ポジションは買いのみ1ポジションを建てます。
※バックテストの一例を示します。
<億超えEA>
通貨ペア GBPJPY-cd (Great Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5) 2012.01.03 15:20 - 2024.09.18 04:50
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 1000000.00
スプレッド 40
純益 109227903.49
プロフィットファクタ 1.45
絶対ドローダウン 325007.22
最大ドローダウン 15074260.89 (13.27%)
総取引数 473
2012年からのバックテストでは、為替差益分だけで、1億円を超えます。これにさらにSwap益分の1,533万円が加算されるので、合計で、1億24,56万円の純利益が得られました。これで、「億超えEA」になっています。
<少額資金の事例>
資金が\10,000しかない場合を想定して、2024年1月から8月までの、直近のバックテストを行ってみました。
通貨ペア GBPJPY-cd (Great
Britain Pound vs Japanese Yen)
期間 5分足(M5) 2024.01.02 00:00 - 2024.08.30 23:45 (2024.01.01 - 2024.08.31)
モデル 全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
初期証拠金 10000.00
スプレッド 40
純益 13421.71
プロフィットファクタ 2.04
絶対ドローダウン 323.11
最大ドローダウン 6047.52
(21.87%)
総取引数 28
買いポジション(勝率%) 勝率(%)18 (64.29%)
純益は\13,421ですが、これにSwap益が約1,366加算されるので、全利益は、\14,787になります。Swap益を合算して、資金\10,000が8ヶ月で\24,787 (2.47倍)に増えました。しかも絶対ドローダウンが、わずか\323の少なさです。PF=2.04、勝率64%なら、かなり安全安心のトレードだったと言えるのではないでしょうか。
「Swap狙いEA」の優位性のイメージ図です。
なお、「Swap狙いEA」は、現在Gogojungleで審査中です。
リンク先 https://www.gogojungle.co.jp/systemtrade/fx/54473
5.
「とれとれインジケータ」の活用
「とれとれインジケータ」をバージョンアップしました。アラート機能、矢印表示を追加しました。また、活用事例を数例追加しました。詳細は、商品ページをご覧ください。
「とれとれインジケータ」は、様々な所で活用できる汎用インジケータになっています。GBPAUDの15分足に導入してみました。
下半分が「とれとれインジケータ」です。GBPAUDの15分足チャートは、右肩下がりの下降トレンドになっています。GBPAUDなどのポンド系の通貨ペアは、乱高下することがあってトレードしにくい通貨ペアなのですが、「とれとれインジケータ」を使えば、絶妙のポイントのみに絞り込むことができます。
「とれとれインジケータ」の使い方は、「とれるところだけに絞ってとる」ことに徹することです。相場が下降トレンドなので、買い方向の青色矢印は無視します。売り方向だけを考えます。「とれとれインジケータ」のメイン線がゼロライン近くまで下がってから、反転してメイン線のカラーが赤色になる(または赤色下向き矢印が出現する)ポイントを探します。上の図では、白丸で囲った部分の2箇所になります。このポイントから売りエントリーをすれば、無駄なエントリーを避けられた上に、絶好のポイントでのエントリーができます。チャート上の赤色楕円で囲んだ部分のみをターゲットとしてトレードすることができます。
6.
お勧めのインジケータ
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「TrendLine-EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
【私の出品中の商品】
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