米株価と利下げ。
そろそろ寒くなりそうで、冬物コートを出したコツメッコです、こんばんは。
さて、日本でもGDPが二期連続、プラスになったということですが実感ないような?(゜-゜)
今日のニュースの引用です
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実感米大統領選を巡る不安が払拭され、トランプ次期大統領の政策への期待から、米株式市場ではコールオプション(買う権利)への買いが集中し、株価が急上昇している。
株価が上昇すると利益が得られるコールの買いは電気自動車(EV)大手テスラから小型株や地方銀行まで、幅広い資産に及んでいる。5日の大統領選以降S&P500種指数は3%上昇した。 オプションメトリクスのクオンツ調査部門責任者ギャレット・デシモーン氏は、「大きなリスクから解放された。債券を除くあらゆるものが上昇している」と述べた。 オプション投資家は大統領選前はディフェンシブなポジションを取っていた。選挙の結果がすぐに判明しなかったり、異議が唱えられたりして相場が荒れる恐れがあったためだ。 しかし実際はトランプ氏が圧勝。共和党が上下両院も制する見通しとなり、トランプ氏の政策を実行しやすくなるとの見方から株価が急伸した。市場に後れを取ることを懸念したオプション投資家は強気に転じた。
野村のクロスアセット戦略担当マネジングディレクター、チャーリー・マクエリゴット氏は今週のメモで、「株価が過去最高値に達する中で(投資家は)パニックになって追いかけている」と指摘した。 トレード・アラートのデータによると、1日で売買が終了する超短期オプション取引について、コールの出来高はプットの出来高を1.5対1で上回っている。今年の他の時期は1.3対1だった。 ドイツ銀行によると、選挙後に大半のセクターで個別株オプションのコールの出来高が急増した。 ボラティリティーの状況は劇的に変化しており、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は13.67と、ほぼ4カ月ぶりの低水準を記録した。 リトル・ハーバー・アドバイザーズの共同ポートフォリオマネージャー、マイケル・トンプソン氏は「ボラティリティー市場が懸念していたことは実現しなかったため、過剰な懸念が全て市場から消えた」と語った。 テスラ株はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とトランプ氏の親密な関係が同社に利益をもたらすとの見方から急騰し、テスラ株のコールに投資家が殺到した。 野村のデータによると、テスラ株のオプションは11日に想定元本ベースで取引された米株オプションの約30%を占めた。 アナリストは全般的なコールの買いが米株の上昇を後押ししている可能性があると指摘する。オプションメトリクスのデシモーン氏は、「コールを買う投資家が増えると、その情報が株価に反映され、株価そのものが上昇する」と解説した。
<抑制された楽観論> もちろん共和党の政策目標の詳細が明らかになるにつれて、「トランプトレード」は今後、紆余曲折を経る可能性もある。減税や関税といったトランプ氏の政策がインフレを刺激することも警戒されている。 こうした懸念の一部は最近の国債利回りの上昇に反映されており、これが続けば株価の足かせとなる可能性がある。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、経済情勢は「極めて良好」で労働市場の状況は底堅いとし、FRBは利下げを急ぐ必要はないとの見解を示した。これを受けて株価は下落した。パウエル氏はまた、トランプ氏の政策が経済成長に及ぼす影響について「実際の政策を確認するまで答えは明らかではない」と述べた。
投資家の熱狂度合いを示す一部の指標が、過去の相場上昇局面の熱狂的な水準からは程遠い理由の一つはここにあるのかもしれない。 S&P500オプションのコールに対するプットの需要を示すスキューは、大統領選直前の7%から4%に低下し、投資家のディフェンシブ姿勢が弱まったことを示している。しかし5月に3%を付けたほか、今年はさらに低い時期が何度かあった。 オプションメトリクスのデシモーン氏は「これは市場が完全な自己満足の状態ではなく、一定の警戒感を維持していることを示唆している」と分析した。
・・・とのこと。
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