秒スキャ信者に告ぐ:それ、稼げないから
「秒スキャで勝てない理由をわかりやすく説明します」
こんにちは!今日は「秒スキャ」でなかなか勝てない理由について、ちょっと掘り下げてお話ししたいと思います。
まず、「秒スキャ」って何?というところから簡単に説明しますね。秒スキャとは、いわゆる1分足チャートや、場合によってはティックチャートなんかを使って、数秒から数分で売買を完了させる超短期のトレード手法のことです。名前の通り「秒」で勝負する感じですね。一見、「時間的リスクが少ないから安全じゃん」と思う人も多いですが、これが実はかなり難しい。そして、勝ち続けるのがほぼ不可能に近いと言われています。
その理由をざっくり言うと、「秒スキャをしている人自体が少ない」ということなんです。
え、どういうこと?と思ったかもしれませんね。確かに、秒スキャをしているトレーダーはいます。でも、これをやっているのって「人間」ではなく、実はマーケットメーカー(取引所とか大手証券会社が持ってるトレードシステム)の「アルゴリズムトレード」がメインなんですよ。機械が秒速で、しかもほぼミスなくトレードしてるわけです。こういうハイスピードなアルゴが相場を動かしている中で、人間が勝負するのは…正直無謀と言わざるを得ません。
さらに、秒スキャでトレードする相場って「ランダム性」が非常に強いんです。つまり、値動きに法則性が見えにくい。なぜかというと、相場のトレンドを作り出している大口プレイヤー、たとえばヘッジファンド(ブラックロックやブリッジウォーターとか)、各国の中央銀行、IMFみたいな巨額の資金を動かせる人たちは、そもそも1分足なんて見てないんです。むしろ、日足や週足、場合によってはもっと長い期間のデータを元に意思決定しているわけです。
もちろん、「秒スキャは一切勝てない」と言ってるわけではありません。一時的には勝てることもあります。なぜなら、秒スキャは「時間的リスクが少ない」というメリットがあるからです。ただし、この手法には大きな落とし穴があります。それは「継続性がない」ということ。いくら一時的に勝てたとしても、トレンドに沿ったトレードを繰り返していくうちに、勝率はどんどん低下していくんです。
それでも、「秒スキャで勝ち続けている人はいるじゃん!」という意見もあると思います。確かに、そういう人もいます。でも、そういう人たちはかなりストイックな生活をしています。毎日チャートに張り付いて、いつでも全力で集中できる体制を整えています。要するに、「秒スキャ専門職」みたいな感じです。サラリーマンや、家事育児をしながらトレードをしている人がそのレベルを目指すのは、ほぼ不可能だと思ってください。また、秒スキャは中毒性が高く、トレードをしているつもりでも実際はギャンブル中毒と同じ状態だったってことも。そうなっちゃってる人は大谷選手の元通訳の人をとやかく言えないですよね
さらに言うと、秒スキャっていうのはトレードの「13の戦術」のうちの1つにすぎません。他の戦術をマスターしてこそ、秒スキャも有効に活かせるわけです。逆に、秒スキャだけに頼ってしまうと、全体のバランスが崩れてしまって、結局トータルでは勝てないという結果になりがちです。
まとめると、「秒スキャは簡単に見えて実はめちゃくちゃ難しい」「秒スキャだけで勝つのはほぼ無理」「秒スキャは他の戦術と組み合わせて初めて活きる」ということです。
もしあなたが「秒スキャで稼ぎたい!」と思っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。もっと自分に合った、そして再現性の高い手法を見つけることが、トレードで成功する近道かもしれませんよ!
よろしいですか?