20204/11/25☆RCIFX株価指数トレード&FX両建てアービトラージのブログ
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「FX両建てアービトラージ」「RCIFX両建てトレード」のトレード手法考案者のSRLDDFです。コチラのブログでは、FXの相場分析と、RCIFX両建てトレードのトレード経過について発信をしております。「FX両建てアービトラージ」「RCIFX両建てトレード」の手法解説レポート販売中です。
相場分析
今週の振り返りと市場動向の展望
今週の為替市場では、豪ドル/円が99.67円前後、NZドル/円が90.48円前後で週をスタートしました。18日(月)には日銀の植田総裁が講演を行う予定があり、12月の日銀金融政策決定会合での追加利上げ示唆を期待した円買い戻しの動きが見られました。しかし、植田総裁の講演内容は「先行きの経済・物価・金融情勢次第」という従来のスタンスを繰り返したにとどまり、利上げに関する具体的なヒントはありませんでした。このため、週全体を通じて円は売られやすい地合いが続きました。
19日には、ウクライナが米国製のミサイルでロシア領内を攻撃したと報じられ、地政学的リスクが台頭しました。一時的に豪ドル/円が99.49円前後、NZドル/円が90.13円前後まで下落する場面がありましたが、円売りの流れは持続しました。さらに20日には、ウクライナが英国製巡航ミサイルでロシアを攻撃したとの報道や、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を使用してウクライナを攻撃したとの情報が出ており、ウクライナ情勢への懸念が一層高まっています。このような背景の中で、週末にかけて、また来週の感謝祭休暇を控え、リスクを取る動きが徐々に後退している状況です。
ニュージーランドの大幅利下げ観測
来週はニュージーランド準備銀行(RBNZ)が金融政策会合を開催します。RBNZはコロナ禍後のインフレ対応として政策金利を5.50%まで引き上げたものの、今年8月には25bp(0.25%ポイント)の利下げを実施し、その後10月には50bpの大幅利下げを行いました。直近では、ニュージーランド経済指標が弱含んでおり、7-9月期の消費者物価指数(CPI)が前年比+2.2%と4-6月期の+3.3%から大幅に減速。さらに、同期間の雇用統計でも雇用者数が前期比-0.5%と予想を上回る悪化を示しました。
このような背景から、市場では今回の会合で2会合連続となる50bpの利下げが行われる可能性が高いと予想されています。もし実際に利下げが行われれば、既に市場が織り込んでいることからNZドルは初動で買い戻される可能性があります。ただし、同時に発表される声明の内容次第ではNZドルが再び売られる展開も想定されます。
また、米国の次期大統領にトランプ氏が選ばれる見通しが報じられる中、トランプ氏が掲げる関税政策がNZ経済に悪影響を及ぼす懸念もあります。NZにとって主要な貿易相手国である中国が関税政策の影響を受ければ、中国経済の回復が遅れることがNZ経済にも波及する可能性があります。また、NZの輸出品である牛肉や乳製品、ワインなどが米国市場で影響を受けるリスクも考慮が必要です。トランプ次期大統領が実際にどのような政策を打ち出すかは不透明ですが、現時点でのシナリオではNZドルが対米ドルで弱含む展開が予想されます。
ウクライナ情勢と豪ドルの見通し
来週、オーストラリアでは10月のCPIが発表されます。市場ではインフレ率が前年比+2.1%から+2.5%に加速すると予想されています。オーストラリア政府のエネルギー料金支援策や減税が経済を支える一方で、インフレの抑制が進みにくい状況です。市場では、豪準備銀行(RBA)が来年5月ごろに利下げを開始すると見ていますが、もし10月CPIが予想を下回り、トリム平均CPIが前年比+3.0%を割り込むようであれば、利下げ時期が前倒しされる可能性があります。ただし、11月に公表されたRBA議事要旨では、「インフレの急減速が利下げの根拠となりうるが、持続可能である確証を得るためには四半期のインフレ指標を複数回確認する必要がある」と示されており、利下げ開始時期が一気に早まる可能性は低そうです。
豪ドルについては、資源国通貨として地政学リスクに敏感な側面がありますが、ウクライナ情勢が悪化する場合、原油をはじめとする資源価格が上昇することで豪ドルの下値を支えることになります。また、オーストラリアが地理的にウクライナ・ロシアから遠い位置にあるため、地政学リスクが増大しても豪ドルは他通貨と比較して売られにくいとの見方もあります。来週後半には米国の感謝祭が控えており、市場参加者が減少することで為替市場の動意が薄れる可能性が高いです。このため、無理にポジションを立てる必要はないと考えられます。
RCIFX&株価指数トレードの状況
売り建て 546000通貨 平均建値1.106987 含み損益-415249
少し含み損が大きくなってきました。オーストラリアは利上げ傾向、NZは利下げ傾向となっていることから、さらに上昇していくことが予想されます。ルール通りのエントリーではありますが、これ以上の上値を追いかけるのは一旦やめて、1.12以上の売り注文は容れずに様子見をします。市場予想では、オーストラリアの利下げ予想は205年5月ごろとされています。あと半年はじりじりと上昇を続けていくかもしれません。


チャート状況
豪ドルNZドル

FX両建てアービトラージの状況
現在当ブログではFX両建てアービトラージによる運用は行っておりませんが、FX両建てアービトラージはRCIFXてトレードと比べ、トレードルールがシンプルで取引のイメージをつかみやすいため、FX初心者の方でもレポート内で解説されている取引を、リアルトレードにおいても再現しやすい手法となっております。そのため、トレード手法の考案者といたしましては、FX両建てアービトラージにてRCIという指標に対する理解を深めていただいた上で、RCIFXてトレードによる運用に移行されることをお勧めしております。
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それでは今日もナイストレード!
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