RIZAP赤字決算の実情(2018年7月当社記事より)
株式
業績好調と見られていたRIZAP GROUP(2928)が一転赤字決算となり、株価はストップ安水準となっています。
ポイントは以下のようなことです。
- RIZAPは2008年にも野放図な買収により経営危機に陥った
- 好調な業績は、業績不振企業を純資産以下で買った「負ののれん」に支えられた会計のトリックにすぎない
- 業績不振企業はどこに爆弾を抱えているかわからず、表面化すれば再び経営危機の可能性がある
これらはすべて有価証券報告書を見ればわかることです。その手法はかつてのライブドアを彷彿とさせるものであり、リスクの所在は明らかでした。賢明な投資家は、これだけのリスクを抱えた企業は避けなければなりません。
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