ビットコインキャッシュのハードフォークが成功!BitcoinSVの今後はどうなる!?
2018年11月16日、ビットコインキャッシュのハードフォークが実行され、BitcoinABCとBitcoinSVは、それぞれが掲げるビットコインキャッシュのフォークを実行しました。
ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークの見るべきポイント
ビットコインキャッシュは2017年8月、ビットコインの技術的な限界を突破するためにハードフォークして誕生した仮想通貨です。
>>>【詳細】ビットコインキャッシュ(BCH)はなぜ誕生した?
ハードフォークの主な目的は「ブロックサイズ(※)の拡大」であり、ビットコインキャッシュのブロックサイズはビットコインの1MBから8MBに大きく拡大しました。
また、その後のアップデートにより2018年5月にはブロックサイズは32MBまで拡大しています。
BCHの分裂騒動、ポイント、詳しい経緯などについてはこちらをご覧ください。↓
>>>ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークして価格が20%高騰!今後はどうなる?
ビットコインキャッシュ(BCH)が2つの通貨に分裂成功
BitcoinABCとBitcoinSVはBCHプロトコルのルールセットの変更をするために、それぞれハードフォークを実行しました。
まず初めに動きが見られたのはBitcoinABCです。
日本時間の16日午前3時頃、ビットコインキャッシュのブロックがハードフォーク実行ブロックである「556767」に到達すると、BitcoinABCが実装した最初の新しいブロックをBitcoin.comがマイニングしました。
BitcoinSVは、何かしらのトラブルにより十数分新しいブロックの生成(マイニング)が確認されない状況に陥っていましたが、日本時間の午前3時20分ごろにSVのブロック生成が確認されました。
BitcoinABCとBitcoinSVのブロック生成が確認されたことで、無事BCHはハードフォークを完了することとなりました。
フォーク前の状況ではBitcoinSVのハッシュレートが優勢でしたが、ロジャーバー氏率いるBitcoin.comがハッシュ戦争(※)の開始となるチェーンスプリットに合わせてBTCからBCHにハッシュ割合の大幅な変更を行ったことにより、BitcoinABCが優勢という状況に転換しました。
ブロックチェーン上では、より長いチェーンを生成した通貨が「信用に値するコイン」として認識されます。
よって、BCHABCもしくはBCHSVが正式に通貨として認められるためには、できるだけ多くのブロックを生成(ハッシュの生成)をする必要があります。
Bitcoin.comのアドバイザーを務めるJake Smith氏は、BCHのマイナーたちがいつまでこのハッシュ戦争を続けるのかにもよるがと前置きしつつも、現状について次のように語りました。
Wright氏が今後、この状況を打破することができるのかは定かではないが、もし今後もBitcoin.comがハッシュパワーを今の水準で保っていけるのであれば、クレイグ陣営に勝ち目はないだろう。
BitcoinSVに勝ち目はあるのか?
今のところ.......続きはこちらで⇩
よろしいですか?