オセアニア市場窓開けスタート! ~12月3日の注目点とスケジュール~
◎本日の注目点
1)要人発言
本日は米要人発言が3名、英要人発言が1名予定されています。 英国はBrexitに向けて最終局面が近付き、今週末にヤマ場を迎えます。 Brexitに関しては、英国議会で批准できるのか、見方が半々に分かれています。 また、それぞれのストーリーに合わせてポンドの水準予想が、発表されています。 英中銀の見解に注目です。
米国は、今月のFOMC利上げは織り込まれていますが、注目は来年の利上げ回数です。 来年の利上げ回数予想は3~4回が1~2回に変わってきています。 先週のパウエル議長発言が原因ですが、注目ワードは「利上げ終了時期」「中立金利」です。 どちらも利上げの終了時期や、政策金利の目標値を表すワードです。 米要人発言で、注目ワードが出てくるのか!? 注目ワードに対してどのような反応するのか注目です。
2)リスクオン相場
昨日のG20首脳会議では、保護主義に対抗策が話し合われ、G20首脳会議終了後には、米中首脳会議が開催されました。 米中間では、追加関税を90日間見送りが決まりました。 これを受けて、ウェリントン市場ではオセアニア通貨を中心に大きく窓開けスタート。 リスクオン相場となっています。 今後、東京市場・欧州市場・ニューヨーク市場がどのような反応をするのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
12月03日(月曜日)
ユーロ財務相会合
06:30 NZD 製造業PMI
09:30 AUD 建設許可件数
10:45 CNY 財新製造業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:30 SEK スウェーデン製造業PMI
17:45 EUR イタリア製造業PMI
17:50 EUR フランス製造業PMI
17:55 EUR ドイツ製造業PMI
22:00 USD クオールズFRB副議長発言
23:15 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
12月04日(火曜日)
EU財務相理事会
00:00 USD ISM製造業景況指数
02:30 GBP ホールデンBOE外部理事発言
03:00 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言
◎週間スケジュール
Brexit案採決直前! ポンド・ユーロ一喜一憂の1週間 ~12月3日週の注目点とスケジュール~
よろしいですか?