天才と名高いヴィタリック・ブテリン氏がスイス名門大学から名誉博士号を取得!今後の仮想通貨についても言及
スイスで最も歴史のある名門バーゼル大学は11月30日、仮想通貨イーサリアムの共同創業者として知られるVitalik Buterin氏(以下ヴィタリック・ブテリン氏)に対して名誉博士号を授与しました。
このことはバーゼル大学の公式Twitterでも発表されています。
天才と名高いヴィタリック・ブテリン氏は「仮想通貨関連の傑出した功績」を収めた
天才と名高いヴィタリック・ブテリン氏が博士号を授与したのはスイスのバーゼル大学ビジネス・経済学部で、その理由を以下のように語っています。
彼(ヴィタリック・ブテリン氏)は、地方分権化とデジタル革命への平等な参加機会創出を促進することに貢献し、暗号通貨、スマートコントラクト、制度設計に関するサービスの開発に貢献しました。
また、同氏は「学位や大学へのコミットメント無しに学術論文を執筆した」としており、論文を評価されることが目的ではないことを明らかにしています。
上記のように、ヴィタリック・ブテリン氏氏は「地方分権化とデジタル革命への平等な参加機会創出」に注力し、非中央集権の考えを強く推進していることで有名です。
例えば2018年7月、テックランチのインタビューに答えたヴィタリック・ブテリン氏は分散化について肯定的な発言を繰り返し、既存の中央集権型仮想通貨取引所を次のように批判しました。
個人的には、中央集権型の仮想通貨取引所が可能な限り地獄で焼かれてしまうことを望んでいる。
以下の動画はヴィタリック・ブテリン氏がインタビューを受けた時の動画です。(時間3分41秒:日本語字幕なし)
ヴィタリック・ブテリン氏が指摘する「中央集権型の取引所」の問題点は「仮想通貨に対する影響力が強い」ことで、それを解決するのがDEX(分散型取引所)だとしています。
中央集権型仮想通貨取引所の問題点
ヴィタリック・ブテリン氏によると、中央集権型の取引所の問題点として挙げられるのは、
取引所がどの仮想通貨を「ビッグ」にするかを決定する力をも持っている点
だとしています。
例えば、有名な仮想通貨取引所に上場した仮想通貨あるいはトークンは世界中のユーザーから「取引対象」として認知され、取引量が向上します。
仮想通貨取引所に上場するためには一定の基準が設けられており、そのすべてをクリアすることが上場の条件とされていますが、その「基準」はいまのところ一般に公開されることはなく不透明な状況です。
つまり、上場するか否かを決定する「基準」が不透明であるため、中央集権的な仮想通貨取引所が、どの仮想通貨を上場させるか(ビッグにするか)を自由に選定できる可能性があるということですね。
またヴィタリック・ブテリン氏は、億単位の高い上場手数料を上場の「条件・基準」として設けている点も問題視しています。
仮想通貨の上場条件や基準について、もっと詳しく知りたい人は下記をご覧下さい。
>>>仮想通貨取引所へトークンを上場させるには?上場条件や上場基準を徹底解説!
DEX(分散型取引所)とは?
ヴィタリック・ブテリン氏が仮想通貨取引所を解決する為に必要なDEX(分散型取引所)を一言でいうと「中央管理者がいなくても取引可能な仮想通貨取引所」です。
詳しいところは割愛しますが、取引の際に必要な「秘密鍵」や仮想通貨などの資産をユーザー自らが管理することで、仮想通貨が分散しハッキングによる大規模な被害を被るリスクが軽減するなどのメリットがあります。
今のところ世界中に存在する仮想通貨取引所のほとんどが「中央集権型の取引所」ですが、中央管理者が介在しない取引所であるDEX(分散型取引所)の注目度も徐々に上昇しています。
事実、大手仮想通貨取引所であるバイナンスは、DEX(分散型取引所)を今後設立すると発表しています。
>>>バイナンスCEOが分散型仮想通貨取引所【DEX】立ち上げをTwitterで発表!
ヴィタリック・ブテリン氏が語る今後の仮想通貨
また、ヴィタリック・ブテリン氏は.......続きはこちらで⇩
よろしいですか?