ピボット(PIVOT)を活用しトレード戦略[為替鬼]
FX
目次
1. 世界中の投資家が注目するピボットライン
2. ピボットラインとは何か
3. 下落相場でのピボットラインの基本戦略
4. 上昇相場でのピボットラインの基本戦略
5. 実際のチャート解説ーレンジ相場編
6. 実際のチャート解説ーレンジ相場編
●文字数:3160文字(見出し含む)
●画像:5点
※この記事は、FX攻略.com2016年2月号の記事を再編集したものです
世界中の投資家が注目するピボットライン
為替相場には、さまざまな節目やゾーンと呼ばれるものが存在します。
それらは下値支持線(サポートライン)や上値抵抗線(レジスタンスライン)と呼ばれこともあり、この周辺で特徴的な値動きが見られることがよくあります。
支持線や抵抗線にはたくさん種類がありますが、私がもっとも注目しているものに「ピボット(Pivot)ライン」があります。
これは、過去の値動きが現在の為替レートに影響を与えることを前提に、前日の高値と安値と終値を使って、当日の抵抗帯や支持帯を割り出します。
もちろん、ピボットラインは為替レートの上下動を100%完璧にとらえられるわけではなく、あくまでも心理的な節目に過ぎません。
しかし、世界中の為替投資家の大半がチャートを見てトレードし、意識されるレベルやゾーンの代表例がピボットラインなのです。
その意味で、ピボットラインは値動きが反発したり、トレンドが転換したりするポイントになることが多く、デイトレードなどの短期売買のタイミングを考える際に、大変参考になります。
そこで今回の記事では、私がピボットラインをどのように短期トレードに活用しているのか、具体的に解説していきたいと思います。
×![]()
Is it OK?