USDJPY暴落!に思う事
昨日はUSDJPYが暴落しましたね。
1日で400pips、4円下げ。
一方向に大きく動くと、大負けする人たちが出てくる
大負けの原因はトランプさんのせい、暴落のせいと考えると、また大負けする結果を受け取ることになる
原因と結果
自分以外のせいにすると、自分以外は思い通りにコントロールできないから、改善が難しいことになる
改善するためには、すべて自分に原因があると考える
大負けの原因は自分にあると考えて、自分を変えられるかどうか
こういった動きで大負けする人は、普段からこの結果になる原因を必ずやっています
だから、これは必然的な大負けといえます
そうなるべくしてそうなった結果です
普段のトレード内容を見れば、いずれ大負けするのは事前にわかるということです
おかしなことは起こらないです
今日も宇宙は美しい秩序で動いている
普段すごい勝っていて、みんながプロだと呼んでいる人はよくみる
そのプロが大きな動きで大損すると、「プロでも大損するんですね」と言われる
プロの定義は人によって違うと思いますが、私はプロというのは、小さい損失に抑えられること、リスクコントロールができる人と考えています
そういう考えでいうと
「プロでも大損するんですね」ではなくて、
「大損したということはプロではなかったんですね」
と、なります
ただ、実際には、大損する人は、普段のトレードから、リスクコントロールしていません(出来ていません)から、みんながプロだと呼んでいても、私からすると、まったくプロとは思いません
だから「プロでも大損するんですね」という言葉は使ったことない
「やっぱりあの人大損しましたね」というのはよくある
元プロ野球監督 野村克也さんの言葉です
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
これは野球の話ですが、相場にも言えるでしょう
相場は実力がなくても、勝てることもある
紛い物でも一時的に勝つことはできる
【書籍デイトレード オリバー ベレス, グレッグ カプラ (著)】
トレーディングでは、まず生き残ることを学ばない限り、勝つことを望むことなどできない。
我々は損失が大嫌いである。
しかし、残念ながら、損失はトレーディングというゲームでは避けれないものである。
マーケット参加者が生き残れるか否かは、損失を最小限に制御する能力にかかっている。
この事実を認識しよう。
勝つことが勝者を示す真の指標ではない。
実際には、プロの指標は唯一つしか存在せず、それは少額の損失である。
初心者がいかに幸運であっても、彼らの実態は損失の額を見れば明らかとなる。
初心者は負けを恒常的に少額にとどめることはできない。
ここでのポイントは、しばらくの間は紛い物でも勝つことはできるが、
見せかけやツキでは恒常的に損失を少額にとどめることはできないということである。
勝者の証はいかに勝つかではなく、いかにうまく負けるかということにある。
負けをコントロールすることができるようになれば、勝ちを求める必要もなくなる。
勝利はひとりでについていくのである。
実際、トレーダーの成否はほとんどはいかに損失を排除するかではなく、いかに損失をコントロールできるかにかかっている。
損失をコントロールすることだけに注目する熟練したトレーダーは常に成功する。
Is it OK?