教科書的なリスクオフの巻き戻し! ~12月27日の注目点とスケジュール~
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昨日の東京市場は株価乱高下、日経平均は一時19,000円を割り込みました。 さすがに19,000円を割り込んだところでは買い注文が入り反発しています。 その後、N.Y.市場ではクリスマス休暇明けの反応に注目が集まりましたが、記録的な反発上昇、初のダウ平均1,000ドル上昇、米株3指数や日経平均先物、その他指数ともに反発上昇しています。 パウエルFRB議長・ムニューシン財務長官の解任懸念が払拭されたことも追い風になったようです。 今回の上昇、「教科書的なリスクオフの巻き戻し」ではないかとも言われています。
◎本日の注目点
1)米議会クリスマス休暇明け
米議会がクリスマス休暇明けで再開します。 注目は、予算案です。 先週末、米下院議会ではメキシコ国境の壁予算が通過しています。 ただ、上院議会では否決されたことで、トランプ大統領は政府一部機関の閉鎖に踏み切りました。 トランプ大統領は政府一部機関の閉鎖長期化を発言していることから、予算案に対して妥協するつもりはないようです。 本日議会が再開したことで予算案が上院を通過することが出来るのか!? 注目です。
2)東京市場の反応
N.Y.市場では「教科書的なリスクオフの巻き戻し」と言われるように、株価3指数・原油価格・長期金利など上昇しています。 東京市場で、流れを引き継ぐことが出来るのか!?注目です。 また、注目されるラインは「日経平均20,000円」ではないかと思います。 昨日のN.Y.市場で記録的上昇のダウ平均につられ、日経平均先物では20,000円を超えています。
◎本日のイベントスケジュール
12/27(木曜日)
18:00 EUR ECBマンスリーレポート
12/28(金曜日)
00:00 USD 消費者信頼感指数
03:00 USD 7年債入札
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合、主な意見
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