金融マーケットはなぜ動く
長期にわたってトレードで利益をだすには金融マーケットがなぜ動くのかを理解しなくてはいけません。
なぜ金融マーケットが動くのかを理解できれば金融商品の価格がどう動いていくのか予測できるようになります。
チャートのインディケーターも助けに成りますが、これだけに頼っていると利益を生む貴重なチャンスを逃します。
基本的にマーケットは売りと買いの量の変化で動きます。言い換えれば需要と供給の差です。
買い注文が売り注文より多ければ上がるし、売り注文が買い注文より多ければ下がります。
トレーダーはマーケットの売りと買いの注文量の変化を起こした要因を探れば売るべきか買うべきかを判断できます。
マーケットの価格を動かす要因は色々と沢山あり金融商品マーケットごとにも異なります。
金融商品マーケットごとに異なる要因が価格を突き動かすのでトレーダーは一つか二つ三つのマーケットに絞ってそのマーケットのエクスパートとしてトレードするのが良いです。
マーケットのエクスパートになればマーケットの変化に反応できるようになってトレードのタイミングを見切れるようになります。
例としてドル/円の価格を動かす 要因をあげます
ー日本の金利
ーUSの金利
ー日本経済予測
ーUS経済予測
新しいニュースが配信されると各々のトレーダーのドル/円を動かす要因の考え方に変化が起きて結果としてマーケットに売り買いの新規注文がはいってきます。
例えばUS経済が以前に比べて強くなれば買い注文が増えてドル/円は上昇します。
テクニカル分析だけで価格が動く事はありませんが、沢山のトレーダーがチャートパターンを信じていると、それはマーケットを動かします。
例えば沢山のトレーダーが10日移動平均線の上に価格があれば上昇し続けると信じていたら、買い注文が増えて結果として価格は10日移動平均線の上で上昇し続けると予測できます。
これは10日移動平均線がマーケット上昇の要因と考えるのではなく、10日移動平均線の上にある事が買い注文を増やして結果として価格を押し上げるので重要であると理解するのが正しいです。
このように売買注文量を増やす要因を理解する事がマーケットの予測につながります。
売り手と買い手のどちらに勢いがあるのかも、どのくらい上がるのか下がるのかの判断材料になります。このように他のトレーダーがニュースやチャートパターンにどのように反応するのかを理解することはトレーディング上達の秘訣です。
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