イーサリアムの大型アップデートが延期!リエントリー攻撃への虚弱性が原因か?
イーサリアム財団がアップデートの延期を発表
1月16日午前7時頃、1月17日に予定されていた仮想通貨イーサリアムの大型アップデート「コンスタンティノープル」の延期が、イーサリアム財団の発表によって明らかになりました。
また、延期先(次のアップグレード)の日程はまだ明らかになっていません。
[SECURITY ALERT] #Constantinople upgrade is temporarily postponed out of caution following a consensus decision by #Ethereum developers, security professionals and other community members. More information and instructions are below. https://t.co/p2znO8HGxf
— Ethereum (@ethereum) 2019年1月15日
【日本語訳】
[セキュリティアラート]イーサリアムデベロッパーや専門家、コミュニティメンバーなどとの合意が取れ、
アップグレードを一時的に延期することが決定しました。
イーサリアム財団の発表によると、延期の原因は”リエントリー攻撃”に対する虚弱性の発覚です。
これはスマートコントラクト監査団体のChainSecurityが公開した、
「コンスタンティノープルはリエントリー攻撃を可能にする」
と題されたブログ記事における指摘によって明らかになりました。
仮想通貨イーサリアム(ETH)の大型アップデート「コンスタンティノープル」はもともと昨年11月に行われる予定でしたが、
テストネット「Ropsten(ロプステン)」の試験運用中にトラブルが起きたことで延期が発表されていました。
【この記事の目次】
1:イーサリアム財団がアップデートの延期を発表
2:アップデートが延期の原因となったリエントリー攻撃とは?
2-1:リエントリー攻撃の仕組
2-1:イーサリアムのアップグレードが延期された原因
3:アップグレード延期に伴いユーザーがするべきこと
4:ETH(イーサリアム)価格への影響
5:アップデートに関する関連記事
6:今すぐに読みたい関連記事
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