英国離脱案再採決! 何か決めることが出来るのか!? ~1月29日の注目点とイベントスケジュール~
昨日は、米企業決算キャタピラーやエヌビディアの結果が悪く、株価は大幅下落。 米株価3指数の重しとなりリスクオフの流れを作ってしまいました。 また、FOMCや英国離脱案採決、米中貿易通商などのビックイベントを控えている中で、極端な動きが取りづらい状況でもあり全体的に小幅な動きになっています。
◎本日の注目点
1)英国離脱案再採決
先日開催された、離脱案についての採決が否決されたことにより、修正案(プランB)について採決をとる予定になっています。 今回も、日本時間30日午前4:00からスタートではないかと思われます。 採決に賭けられる議案もいくつかあり、4:00から順次採決をとっていきます。 採決までは、大きく動きづらいとは思います。 採決結果を待ちたいとは思いますが、合意なき離脱だけは回避したい方向に進んでいるようです。
2)米企業決算と政府機関閉鎖解除
米企業の決算結果が重しとなり、米株3指数は大幅安、リスクオフの流れとなっています。 また、本日はアップルの決算発表も予定されています。 アップルと言えば、1月初めのフラッシュクラッシュの原因の1つがアップルの収益下方修正と言われています。
暫定的ではあるが、予算案に合意。 政府機関の閉鎖は解除されています。 閉鎖解除とはいえ、15日までの期限付き。 それまでにメキシコ国境の壁建設予算についてめどが立たなければ、再度政府機関の閉鎖もあり得るとトランプ大統領は言っています。 また、閉鎖中に発表延期となった経済指標の発表も注目されます。 経済指標については、発表日を小兵するとは言っていますが、まとめて出てくる分、戸惑うのではないかと思います。
3)豪州CPI(消費者物価指数)
オーストラリアドルが下落、低水準にある中で、重要指標四半期CPI(消費者物価指数)が発表されます。 仮に悪い結果が出てくると、大きく下落する可能性もあります。要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
1月29日(火曜日)
09:30 AUD NAB企業信頼感
16:45 EUR フランス消費者信頼感
22:00 HFU ハンガリー政策金利発表
1月30日(水曜日)
英国議会、代替案採決
米中貿易協議
00:00 USD 消費者信頼感
04:00 GBP 採決スタート
09:30 AUD 四半期CPI(消費者物価指数)
◎週間スケジュール
どうなる!? 2度目の英国離脱案採決! ~1月28日週の注目点とスケジュール~
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