金融大手Fidelity(フィデリティ)が3月からビットコイン保管サービス提供|機関投資家が対象
米金融大手のFidelity(フィデリティ)がカストデイ業務開始
アメリカの大手金融機関Fidelity(以後フィデリティ)が3月中に、仮想通貨カストデイサービスの提供を開始することが明らかになりました。
フィデリティは2018年10月、Fidelity Digital Asset Services社をボストンに設立し、仮想通貨市場参入に向け準備を進めてきました。
今回、2019年3月からカストデイサービス提供を開始することが明らかになったフィデリティですが、
Fidelity Digital Asset Services社の「2018年初頭を目安にサービス展開を行う予定だ」という当初のコメントからも、順調に準備が進んでいる様子がうかがえます。
情報提供をした匿名筋の話によると、フィデリティの子会社であるFidelity Digital Assets社はヘッジファンドや市場仲介者などの機関投資家を対象に、
仮想通貨ビットコインの保管サービス(カストデイ)を提供していく予定だということです。
1月29日、フィディリティ運営はこの件に関し次のようにコメントしています。
フィディリティ運営
現在、初期ソリューションを築いていくために、適正なクライアントに対しサービス提供を行っています。
我々は今後数か月を通して、需要や規制などを踏まえ、どのようなユーザー層に優先的なサービス提供を行うかを検討していく予定です。
新たな金融市場を確立するための「第一関門」とも呼ばれるカストデイサービスは、
ハッキングや資産流出リスクなどを最大限抑えなければいけない”機関投資家”が仮想通貨市場へ参入するにあたり、最も重要視するサービスです。
アメリカ最大大手の仮想通貨取引所Coinbase (コインベース)ではすでにカストデイ業務が開始されていますし、
世界各国の大手仮想通貨企業でも、カストデイサービス展開にむけた具体的な動きが活発化しています。
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