チャート神分析【1】利喰い&損切りはRSIでシンプルに実行!三種類の時間足で流れを読む精度の高いスキャルピング手法[村居孝美]
これだけははっきりいえます。 ファンダメンタルズ分析主体のプロトレーダーであっても、必ずチャートを見ています。チャートを一切見ないで勝っているFXトレーダーは存在しません。チャート分析はFX攻略のセオリーであり、十分に時間をかけて習得するべき必須の技術です。
今回は、タイプが異なるトレーダーに、実際のトレードで活用している、チャート分析、トレード手法を解説していただきました。
この記事の目次
1.村居孝美(むらいたかよし)さんプロフィール
2.戦略のポイント
3.トレードの手順
4.トレード解説
5.ポイント1|長期足のトレンドラインでトレンド転換を判断
6.ポイント2|RSIとは?
7.エントリー|4時間足転換後、15分足、1分足のRSIを確認
8.決済|利益確定はRSI、損切りは4時間足の水平線
9.トレード例①|トレンド転換初動の優位性のあるスキャル(ドル円4時間足・15分足・1分足 2018年10月17日)
10.トレード例②|逆行現象も利用して手堅く利益を確保!(豪ドル円4時間足・15分足・1分足 2018年11月21日)
●文字数:2341文字(見出し含む)
●画像:7点
※この記事は、FX攻略.com2019年2月号の記事を再編集したものです
※「戦略のポイント」や本文は、上昇局面のロングを想定し解説しています。下降局面のショートでは、その逆のルールとなります。
村居孝美(むらいたかよし)さんプロフィール
スーパートレーディングスクールREED校長。日経225先物、FX、個別株を中心に、独自のツールを開発して、利回り50%以上を運用しているシステムトレーダー。2006年、個人投資家のための「スーパートレーディングスクールREED]を開校。海外に渡り、ヘッジファンド及びトップトレーダーに直接ヒアリングして回り、彼らに共通するトレードの秘訣を研究。日経225mini市場にて、簡単にプロと同じような「売買ルールの構築」「メンタルコントロール」「リスク・資金管理」ができるシステムトレードソフト「KENSHIRO-225」を使った投資手法を考案した。その他、FXツール、銘柄スクリーニングツールも開発している。著書に「トレードの成功哲学」(パンローリング社)。過去にはBSジャパン「日経プラス10」に億を稼ぐトレーダーのコーチとして出演。ラジオNIKKEI「トレードパーティ♪」「Go!Go!ジャングル★マーケット」にゲスト出演。また「FX攻略.com」「エコノミスト投資の達人」「エコノミストマネー」(ともに毎日新聞社)に執筆。
公式サイト:スーパートレーディングスクール REED
戦略のポイント
- テクニカル:トレンドライン、水平線、RSI(期間5)
- トレード時間軸:1分足、15分足、4時間足
- 狙い目の通貨ペア:ドル円、ユーロドルなどスプレッドが狭い通貨ペア
- この戦略のメリット:全体の流れを見ながらトレードできる
トレードの手順|4時間足基準のトレンド転換がエントリーのトリガーに!
新規
- 4時間足でトレンド転換後、安値に水平線を引いて、押し目(15分足の水平線まで下落し、RSIが20%以下)になるのを待つ
- 1分足の水平線付近で、RSIが20%から反転で買いエントリー
利確
- 1分足のRSIが80%に到達したら利益確定
損切り
- 4時間足で機能している水平線タッチで損切り
よろしいですか?