初心者の方必見!!!勝ちトレーダーになるための考え方
おはようございます!
元経理マン、心理カウンセラートレーダーたかしです。
今回は、初心者の方必見!!!ということで、ぜひ読んでほしいです。
勝ちトレーダーになるための考え方の話です。
すべての手法が載っている本を手に入れたとしても、この考え方がないと勝てるようにはなりません。
あの有名なカニさんがこういうツイートしていました。
トレードのライブ放送されている方なので、「決済したほうが良いですよ」とか、言われたりするんでしょうね。
「みんな手法は違います」
違う手法の人が、人のトレードに口出しすることはおかしいんです。
トレードというのは、色んな手法ややり方があって、正解が1つあるわけじゃないんですね。
「みんなで集まってトレードの勉強しよう!」ってグループ作る方もいると思いますが、これはうまく行きません。
学生がみんなで集まって勉強するのとは違うんです。
学校の勉強だったら、みんな同じ教科書で同じ勉強して答えもみんな同じになりますね。
これならみんなで集まって教え合ったりする意味はあります。
しかし、トレードの場合は、ひとつの正解があるわけじゃないので、教え合うこともできません。
さらに、トレードで勝てない人たちだけ集まっていたら、誰も勝ち方を知らないですから、勝てるようなるには非常に難しい。
トレードで勝てない人をゴルフで例えると、ボールを後ろに打つくらい間違っているという話があります。
そういう人たちが集まって勉強会しても、ゴルフが上達するのは難しいですよね。
「もしかしてボールを逆に打ったほうがいいんじゃないかな」と正しい方向に気付いた人がいたとしても、「いやいや、そんなわけないでしょw」って周りが言って終わりになるでしょう。
「みんなで集まってトレードの勉強しよう!」とやるなら、ひとつの手法ややり方で、それで勝てるトレーダーがいてこそ成り立ちます。
ちょっと違う話に行ってしまったので話を戻します。
トレードは色んな手法ややり方があるので、まず、ひとつに決めることからです。
「よりどころがなければ上達しない。
生け花なら、古流華道教授、池の坊教室、
剣術なら、神陰流道場、小野派一刀流指南といった具合に、
習う者は習いたてのはじめから、ひとつの主義主張を持たされるわけである」
by 林輝太郎
それぞれ流派というものがあって、どれが正解とは言えないものです。
トレードも流派という捉え方をするとわかりやすいかもしれないですね。
例えば、剣術を学ぶとして、神陰流道場で少し学ぶ、そして次の日は、小野派一刀流を学ぶ、なんてやってたら、全部中途半端になって、どの流派の剣術も身に着きません。
ひとつの道場で、その流派の剣術だけを継続して学んで身に着けるものです。
トレードも同じです。
まずは、ひとつの流派(トレード手法)に決めて学ぶことです。
ひとつのトレード手法に決めてやりはじめても、多くの人はすぐに別の手法に行ってしまうでしょう。
なぜか?
あるトレード手法を勉強してやっても、なかなかうまくいかない。
やっているうちに、そのトレード手法の欠点なども見えてくる。
「本当にこの手法で勝てるのだろうか?」
こうなってしまうんです。
なかなかうまくいかないし、欠点も見えてきた。
「この手法がよくないんだ」と、別の手法を探しに行くでしょう。
しかし、あなたが求めているものは、この世界におそらく無いでしょう。
すぐにうまく行く手法、欠点のない手法は存在しません。
勝ちトレーダーが使っている手法でも、必ず欠点がありますし、教わってすぐに勝てるようになるものはありません。
「すべての方法・流儀は特長があるから存在価値があるのだが、反面欠点を併せもつ。
欠点を補おうとせず容認せよ。
すなわち、上達のためには、ひとつの方法・流儀を専一に学び身につけよ」
by 林輝太郎
長所と短所は表裏一体。
長=「長ける」「優れた」
特に優れた点があるというのが「特長」です。
「反面欠点を併せ持つ」
一体なので、特長だけは存在できません。
ある欠点があるから、その特長が出るとも言えます。
その欠点を消してしまったら、特長も消えてしまうものです。
人の性格もそういうところがあります。
「私は『臆病』なところが短所なんです」と言う人がいます。
短所を治したい、消したいと思う人はいます。
しかし、「臆病」という短所は「慎重」という長所も併せ持っています。
「臆病」な性格をなくしたら、「慎重」と言う長所もなくなってしまうかもしれません。
短所の無い完璧な人間は存在しない。
自分の短所やなかなか変えられないものは、容認するようにすると悩みが減るかもしれない。
こういう短所があるからこそ、こういう長所があるかもしれないと、長所に目を向けることで、短所は容認しやすくなります。
心理学者のアルフレッド・アドラーは、身長が低いのがコンプレックスで悩んでいました。
しかし、アドラーはカウンセリングするときに、「身長が低い方が、相手に威圧感を与えにくくていいことなんだ」と、長所に目を向けることが出来て、容認できるようになった、という話があります。
身長が低いのは、自分の仕事に向いている長所であった。
長所と短所は表裏一体。
これは、この世界の真理のひとつかもしれない。
欠点がない優れたトレード手法は存在しない。
どんな手法でもすぐに身に着いて勝てるようになるものも存在しない。
すぐにうまく行かなくても、欠点がある手法だとしても、別の手法に浮気しないで、それを続けていく。
その先に、「勝てる手法が身に着くゴール」があるわけです。
「すぐにうまく行かない、こういう欠点があるから、この手法がダメだなんだ」と、
いま歩いている道が間違っていると考えて、別の道に行っても、どこに行っても同じです。
すぐ簡単に儲かる平坦な道はないんです。
すぐにうまくいかない大変な道を歩いた先にゴールがあるんです。
勝てないトレーダーの多くは、ひとつの道を歩くことが出来ないから、ゴールに辿り着けないように見えます。
今回のまとめ
トレードのやり方にひとつの正解はない。
色んな手法があり、それぞれ別教科くらいに思った方がいい。
まずは、ひとつの流儀(手法ややり方)に絞るべし。
どんな手法にも欠点はある。どんな手法でもすぐに身に着くものはない。
すぐにうまく行かなくても継続して行くこと。その先にゴールがある。
「片寄ってもいいから、とにかく「実践できる主義主張を持つ」ことであり、それが相場師なのである
上達のためには、ひとつの方法・流儀を専一に学び身につけよ
ひとつの狭い流儀に上達すれば、売買が上達したことになる
問題は広さではなく水準の高さである」
by 林輝太郎
ウィキペディアより
林輝 太郎(はやし てるたろう、1926年10月17日-2012年2月28日)は日本の相場師。
商品先物取引で名を上げ、一般投資家教育にも尽力した。
酒田罫線法を中心に相場技術に詳しく、その著書は証券会社の講習などにも使われる。
過去記事リンク集↓
https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/699/11076
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