収益率65%超え 『上がり3ハロン』の強みは高い勝率!
フォワードは1年を過ぎ、リスク・リターン率7.97、プロフィットファクター13.5
安定感抜群のEA 『上がり3ハロン』
■上がり3ハロン概要
通貨ペア:[USD/JPY]
取引スタイル:[スキャルピング]
最大ポジション数:1(複数のポジションを持つことがないのでリスクを管理しやすい)
運用タイプ:1枚運用
最大ロット数:1(各ブローカーの上限値となりますがEAは制限がありません)
使用時間足:M5
最大ストップロス:90(最大損失は上限があり安心します)
テイクプロフィット:10(トレーリングストップをしていく場合、利益が無限大)
フォワード運用は1年を超え、1ロット運用で+34万円の利益、収益率は65%と高収益を達成。
勝率も95%と高く、プロフィットファクター(総利益÷総損失)は13と優秀なEAです。
トレード回数は少なくもの足りないと思われている人も多数ですが、高い勝率が物語るように堅実なEAということではないでしょうか。
上が2018年各月、下が2019年1月の獲得Pipsです。2018年は大きくマイナスとなる月はありませんでした。2019年も出足は良く、安定した利益を獲得できることが『上がり3ハロン』の強みではないでしょうか。
■バックテスト
2005.01.10-2017.12.30
0.1ロット固定
スプレッド1.0
純益+37.9万円(年間平均 3.1万円)
最大ドローダウン 2.6万円
総取引回数 1313回(年間平均109回)
勝率92%
PF 1.63
となりました。
0.1ロットあたりの推奨証拠金は
(4.5)+(2.6*2)=9.7万円
約10万円につき0.1ロットでの運用が可能です。
平均年間利益額が3.1万円なので、期待年利は+30%といったところでしょうか。
●月別・年別損益
月別でみると、2014年は一度もエントリーしない月が3ヶ月あったりと、やはりトレード回数の少なさは感じます。大きく利益を取れる月が年に何回かあるイメージですね。
年間を通して見ると、2008年が突出しているので、大きなトレンドの出る年にはトレード回数も多く、大きく稼いでいるようです。
直近5年を見ると平均獲得金額は2.5万円ほどなので、年間200~300pipsはコンスタントにとってくれそうですね。2018年のフォワード実績を振り返ると+320pips獲得していますので、例年よりも上がり3ハロンに合っていた相場だったことがわかります。
■上がり3ハロンのプレミアム版との違い
上がり3ハロンにはトレーリング機能と複利機能がついたプレミアム版があります。
フォワードを見比べてみるとわかりますがトレーリングストップで利益が伸びるケースもあれば、固定TPよりも少ない利益になってしまうケースもあり、なかなかどちらが良いとは言いにくいです。
獲得Pipsを比較すると、このような違いになりました。
しかし長期運用を視野に入れた場合においては、2,3年で利益額には大きな差がでてくると思われます。
なぜなら勝率がよく、プロフィットファクターが高いからです。
複利で3年運用したバックテストの結果がこちら
30万円→200万円に! 純益は+169万円で+500%以上の増加率です。 デフォルトの複利設定で、相対ドローダウン30%未満ですのでリスクも問題ありません。
■まとめ
商品レビューに「なかなか出走(トレード)しない…」とあるように、月平均トレード回数は3~4回。
月に一度もエントリーしないケースもあるので、毎日トレード結果をチェックしたい方はやきもきするかもしれませんね。
そこは各EAの特性をよく理解した上で、「上がり3ハロンは勝率もPFも良いけどトレード回数は少ないもの」と割り切って、半年~年間単位で運用しましょう。また、現在人気の「一本勝ち」と同時に同方向にエントリーするみたいです。「一本勝ち」のほうが収益は高いですが、「上がり3ハロン」は勝率が勝っています。どちらも優秀なEAですが、「上がり3ハロン」のほうが安価なので余裕があれば両方を使ってみてはいかがでしょうか。トレード回数は少なめなので、他のEAと組み合わせて使うのも良いと思います。
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