勝ち組EAトレーダーが行なっている!パラメーターの設定変更を『勢いに乗るっす』の具体例と共に。
EAを多数購入するお客様、EA運用で勝っているとお聞きしたことのある投資家の方に運用方法をお伺いすることが結構な頻度であります。
実際にお話を伺うと、年利〇〇%を3年間継続しているという方もいらっしゃいました。もっと、凄い方も存在すると思いますが。
みなさん、入手したEAに時間制限、曜日制限、週末持ち越し制限の変更、損切設定値や利確値の変更、トレーリング幅の変更、滑った時にエントリー予定レートと〇pips乖離したらという値を変更したりと、かなりそれらのパラメーター変更をしておられます。
元々、ロジックが優れているEAは、マーケットの値動きが変わって成績が落ちて来ても、パラメーターを工夫すると成績を上げることが可能ということです。
そこで、今回、EA運用を相当なさっている投資家の ashibin さんから、今ご設定中のパラメーターを聞いて来ましたので、ご紹介したいと思います。
対象のEAは、 勢いに乗るっす です。
実売551本でかなりの数のお客様が、今もいろいろ手を加えてご利用中なのですが、ashibin さんの現在のポンドドルのパラメーター設定のトレード結果は次の通りです。
勢いに乗るっす は、公式フォワードテストでは、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの3つを稼働させていますが、ashibin さんはポンドドルだけを動かしているそうです。
結果として、数カ月に1回はパラメーターを変えて来ているとのことですが、初期設定のまま運用するポンドドルの公式運用の結果は、2021年8月~9月までの間で、以下の通り52.9pipsという結果でした。
ashibin さんのパラメーター設定の結果は、127.7pipsと素晴らしい伸長を見せました。
ashibin さんは、トレード経験は30年に近く、様々な経験、知識、技術を持っていて裁量トレードでも相当な結果を残されているのですが、それらが完全に生かされて、市場が変わって来たかなと感じ取ったら、バックテストを繰り返してパラメーター設定を変更して行くそうですが、 勢いに乗るっす が更に性能アップしたといった感じです。
しかも、TDSで2003年からの長期のバックテストを来なってみたところ、2か月間だけの短期勝負という訳ではありませんでした。
勢いに乗るっすのロジックが良いからということはあるでしょうが、ashibin さんの変更する能力も手放しで賞賛されるべきではないかと思います。
さて、肝心の具体的なパラメーターの変更点は、下記です。
input_SL = 90 : 最大損切り幅 ストップロス (pips) 単位 →35.0
input_TP_GBPUSD = 15 : GBPUSD用 利確幅 (pips) 単位 →11.0
TL_StartPips = 4 : トレーリングストップ開始pips。含み益。指定したpips分の含み益が発生した場合にトレーリングストップを開始します。 →17.0
gNoTradeFrom = 21 : 金曜日、この時間以降のエントリーはしません。(サーバー時間) →11
gNoTradeUntil = 24 : 金曜日、この時間までのエントリーはしません。(サーバー時間) * 週末関連 (Note 33) →17
gYearEndFrom = 25 : 12月の何日から取引を停止するか。デフォルトの25の場合、12月25日以降、年内の取引は行いません。 (停止しない場合は32以上の整数を記入してください。) →31
d1NoTradeFrom = 25:00 : 毎日、この時間以降のエントリーはしません。(サーバー時間) →18:00
d1NoTradeUntil = 25:59 : 毎日、この時間までのエントリーはしません。(サーバー時間) →19:59
d2NoTradeFrom = 25:00 : 毎日、この時間以降のエントリーはしません。(サーバー時間) →01:00
d2NoTradeUntil = 25:59 : 毎日、この時間までのエントリーはしません。(サーバー時間) →6:59
gEvacuateStartPipsJE = -25 : USDJPY、EURUSD用 撤退開始位置 (pips)単位。エントリーより指定pips離れた場合に撤退ロジックを行使します。 →26.0
gEvacuateTimeAfterG = 15 : GBPUSD用 撤退開始経過時間 (サーバー時間)単位。指定サーバー時間より後に撤退ロジックを行使します。 →35
Comments = "Ikioi v1.35g " : EA の名称 →Ikioi v1.35g-GDPUSD-S35
繰り返しになりますが、数カ月に1回は設定を変えられるということですので、上記は今の設定ということをご理解いただきたいと思います。
パラメーターが記述されたPRESETファイルもボタンの先に置かせていただきますので、ご自由にご利用ください。
written by Hayakawa
よろしいですか?