私が愛用するテクニカル・インディケータ|オシレーター系チャートのRCI[鳥居万友美]
目次
1.RCIでFXトレード
2.3本のRCIを同時に表示
3.待つことができるようになった
4.大阪在住Mさんからのメール
5.時間の概念をもっている
6.値動きの概念はイマイチ
●文字数:2040文字(見出し含む)
●画像:2点
※この記事は、FX攻略.com2014年8月号の記事を再編集したものです
鳥居万友美(とりいまゆみ)さんのプロフィール
ピュアエッジ代表取締役。離婚をきっかけに、子育てをしながら確保できる収入源を求めてFXを始め、独自の投資スタイルが米国、韓国、香港などの海外メディアにも紹介される。著書に『FXで月100万円儲ける私の方法』シリーズ(全4冊、ダイヤモンド社)があり、韓国、台湾でも翻訳、発売されている。最新刊は、『子育てママでもガンガン稼げる FXで月100万円稼ぐ私の方法』(ダイヤモンド社)。
公式サイト:鳥居万友美のFXライフ
twitter:https://twitter.com/mayumitorii
RCIでFXトレード
私のFXのトレード手法で一番特徴的なのが、RCIというテクニカルを使っていることです。RCIはRank Correlation Indexの略で、日本語では「順位相関指数」と呼ばれます。相場の買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系のチャートで、マイナス100からプラス100までの範囲を動きます。
計算方法は比較的簡単で、設定された期間内におけるレート(終値)について、時間の順番と価格(高い・低い)の順番がどれだけ一致しているかを見ます。
たとえば、時間とともにレートが上昇していけばプラス100に近づき、逆に、時間とともにレートが下がっていけばマイナス100に近づきます。
一般的に、RCIがマイナス100からマイナス80くらいの水準から反発してくれば買いのサインと見なし、逆に、プラス80からプラス100までの水準から反落してくれば売りのサインと見なします。
3本のRCIを同時に表示
しかし、オシレーター系のチャートに共通していえるのは、強いトレンドが発生すると、上や下にはりついたまま機能しなくなることです。いわゆる「ダマシ」も多く、単独で使うのは危険です。
そこでどうするかというと––––
よろしいですか?