3月スタート! 米ドル年初来高値、米ドルに注目! ~3月1日の注目点とスケジュール~
昨日は、米GDPの結果が予想よりも強かったことで、ドル円は上昇。 その後のシカゴ連銀指標も悪くなかったことで、上昇を続けました!
その他通貨では、オセアニア通貨が弱く、中国製造業PMIが悪かったことが要因ではないかと思われます。
また、注目された米朝首脳会談は物別れ、決裂となりました。 ただ、その影響は限定的、株価等には影響はありませんでした。
◎本日の注目点
1)ISMと米経済指標
昨日のGDP発表で、ドル円は急騰。 年初来高値で推移しています。 本日は景気先行指数のISM製造業景況指数が発表されます。 景気減速・後退が懸念される中、予想中央値を下振れするようなことがあれば、再度ドル円は下落していくと思われます。要注意です。
2)地政学リスク
インドとパキスタンが武力衝突、関係改善が注目されます。 ともに核保有国であるため、最悪の事態だけは避けたいと、世界中が注目しています。
また、オセアニア通貨が売られている要因に、中国景気減速が挙げられます。 景気減速の要因の一つに米国の対中関税が影響しているのではないかと思われます。 米中通商協議も気になります。
地政学リスクに入るかはわかりませんが、トランプ大統領の疑惑について元弁護士のコーエン氏が議会証言したことで、疑惑が深まっています。 すぐに弾劾に繋がるほどではなさそうですが、追加で資料や証拠が出てくると弾劾懸念が浮上してきます。 要注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
3月1日(金曜日)
米国・対中関税発動期限
米国・債務上限引き上げ期限
09:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
10:15 USD パウエルFRB議長発言
10:45 CNY 財新製造業PMI
16:15 EUR スペイン製造業PMI
16:30 SEK スウェーデン製造業PMI
17:00 NOK ノルウェー製造業PMI
17:45 EUR イタリア製造業PMI
17:50 EUR フランス製造業PMI
17:55 EUR ドイツ製造業PMI・失業率
18:00 EUR イタリア失業率
18:00 EUR 欧州圏 製造業PMI
18:30 GBP 製造業PMI
19:00 EUR 欧州圏HICP(消費者物価指数)・失業率
22:30 USD PCEデフレーター
22:30 CAD カナダGDP
23:45 USD 製造業PMI
3月2日(土曜日)
00:00 USD ISM製造業景況指数
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
02:50 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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